久保多町の屋台は、文化9(1812)年に造られたもので、乗せ物は「住吉の景」。大阪の住吉大社の景色を、鳥居・太鼓橋・松で表しています。屋台は後方に楽屋のある「囃子屋台」で、楽屋衆の笛と三味線の調べに合わせて、鉦・鼓・太鼓を叩く乗り子が水色の裃を着けて囃します。祭り本番の7月7日、夜も明けない頃、夜のしじまに響く笛と三味線の音色は、村上祭りの幕開けを告げるにふさわしい荘重な調べです。
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