村上大辞典

あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行




【多岐神社】
この神社は滝のそばにあり、瀬波のお滝様とも呼ばれ、人々に親しまれている。神社の別名を観潮閣ともいわれ、これは源義経が奥州へ逃れる途中、供の弁慶が社の前の岩の上に立ち日本海を眺め、「さても麗しき景色かな」と嘆賞し、社の扉に「観潮閣」と書いて主従は岩づたいに海府へ行ったという伝説からだとされている。
【種川の制】
三面川に分流を設けて、そこに鮭を導き、産卵させ育て、春に本流に返してやる方法。この方法は、世界最初の鮭の人工ふ化のはじまりとされている。