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国指定重要文化財の紹介

平成27年9月4日、国指定重要文化財になった出土品の一部を紹介します。

国指定重要文化財 土器

  
          環状注口土器
時代:縄文時代後期中葉(約3,500年前)
               
口径:6.0p
底径:8.7p
器高:20.1p
               
特徴:独特な器形の土器。集合沈線による重円文、弧線などを組合
   わせた特徴的な文様。丁寧なミガキ調整。底部に網代痕。

               
       撮影:小川忠博


                       
      環状注口土器
時代:縄文時代後期後葉(約3,500年〜3,000年前)
               
口径:7.0p
底径:8.8p
器高:20.2p
               
特徴:独特な器形の土器。無文。丁寧なミガキ調整。
   底部に網代痕。
                              撮影:小川忠博


   
    巻貝形片口土器
時代:縄文時代後期後葉
   (約3,500年〜3,000年前)
               
口径:6.8p
底径:4.4p
器高:8.0p
               
特徴:巻貝を思わせる独特な器形の土器。ミ
   ミズばれ状沈線による入組文、瘤状突
   起など特徴的な文様。丁寧なミガキ調整

               
 

                       
       片口付土器
時代:縄文時代後期後葉(約3,500年〜3,000年前)
               
口径:24.8p
底径:ー
器高:23.6p
               
特徴:片口の注ぎ口の付く独特な器形の土器。磨消縄文の入組
   文、瘤状突起など特徴的な文様。丁寧なミガキ調整。

               
 
                             撮影:小川忠博


   
       人面付注口土器
時代:縄文時代後期後葉(約3,500年〜3,000年前)
               
口径:3.7p
底径:2.3p
器高:11.0p
               
特徴:人面の付いた独特な器形の土器。磨消縄文、バナナ状
   突起、瘤状突起など特徴的な文様。
               
           撮影:小川忠博


                        
      人面付注口土器
時代:縄文時代後期後葉(約3,500年〜3,000年前)
               
口径:7.8p
底径:5.0p
器高:12.0p
               
特徴:人面の付いた独特な器形の土器。口縁部刻みや帯状の磨消
   縄文、C字状突起など特徴的な文様。立体的な顔の輪郭や
   鼻と平面的な目と口の表現が特徴的な人面表現。
               
                             撮影:小川忠博


      
        壺形土器
時代:縄文時代晩期前葉(約3,000年前)
               
口径:4.8p
底径:6.4p
器高:14.2p
               
特徴:壺形の土器。入組三叉文や5単位の突端に刻みのある突起、
   沈線内を赤彩など特徴的な文様。胴部半ばの沈線下に点列
   の赤彩が彩文を想起させ独特。
       撮影:小川忠博


                      
  
        多孔底土器
時代:縄文時代後期後葉(約3,500年〜3,000年前)
               
口径:11.8p
底径:7.6p
器高:9.4p
               
特徴:二重底になった独特な器形の土器。上段の底面に複数の孔
   があけられ、漉し器のような役割を担う。漉された液体は
   注ぎ口から注がれます。使用目的が明確な土器。

               
                               撮影:小川忠博

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