スイスアルプス旅の思い出・グリンデルワルト

yamada noriko

1 日 程
 8月13日 現地 22:00 グリンデルワルトに到着・ホテルアイガー宿泊
 8月14日 ロープウェイでフィルストハイキングへ ハイキング
 8月15日 メンリッヒェンからクライネシャイディックへハイキング、電車でユングフラウヨッホへ グリンデルワルト泊

2 山行経過
 ホテルの部屋のベランダからはアイガーを見上げることができます。到着が遅かったので朝起きてベランダからアイガーの岩の固まりが見えたときは思わず歓声を上げてしまいました。

   エピソード1
 クマさんが朝ジョギングに出かけました。出るときは簡単に出られたのですが、帰ってきてホテル入ろうとしてもドアが開きません。実は自動ロックのドアだったのです。クマさんは仕方なくまたひとまわり走って時間つぶしをしなければなりませでした。やっと起きた私たちがベランダからクマさんを見つけて無事ホテルにはいることができました。朝早く玄関を出るときは気をつけよう。

 日本人ガイドの大関さんと一緒にフィルストへハイキングに行きました。ロープーェーで2168mまであがって見たグリンデルワルドは村そのものが岩山に囲まれたの牧場のようでした。たくさんの牛が放牧されています。みんな首に大きなカウベル付けているので移動するとカランカランとベルが鳴りのどかでした。花を見たり山をたり牛を見たり、のんびりとトレッキングを楽しみました。
リュウキンカ・ワタスゲ・マツムシソウ・ヨツバシオガマ・マンテマ・たんぽぽなど日本の高山植物と似た花がたくさん咲いていたり、真っ青な春リンドウ、ピンクのドツリンドウ、濃い赤紫のリンドウなどスイスならではの花が咲いていたりして花を十分楽しむことができました。

   エピソード2
 昼の食事はレストランのテラスで山を見ながらゆっくり好きなものを食べました。食事の時は必ずビールかワインを注文します。むこうはビールがコーヒーより安いのです。その他にも「お〜いお茶」のペットボトル持参です。中身は言わずとしれたもの。休憩すると「お〜い、お茶」と声が掛かり、タラのつまみも出されます。ガイドの大関さんもおいしいと食べました。


 2日目はユングフラウヨッホです。駅で[SANZOKUKAI」と書かれた車両に乗り、にロープーウェーに乗り換えてメンリッヒェンへ。ここからクライネシャイディックでアイガー、メンヒ、ユングフラウを見ながらのトレッキングをしました。途中アルプス3名花の一つ「アルペンローゼ」に会うことができました。ツツジに似た低花木です背が高く濃い紫色のトリカブトもきれいでした。
 いよいよクライネシャイディックから登山電車でユングフラウをめざしました。
 日本人チームアイガー北壁初登攀30周年記念で、乗客全員に帽子が配られました私たちはその北壁を見ながらゆっくり楽しんで歩きました。

 スイスは登山鉄道がいたるところに伸びていて、ユングフラウヨッホ3454mまで電車で行くことができます。日本のように道路を作ってしまったらスイスの自然はもっと汚され壊されていたことでしょう。また、堅い岩盤でできた山だからトンネルを掘ってあんな高いところまで電車を走らせることができたのでしょう。ここは観光客がたさんいました。日本人も。インド人が雪を見てはしゃいでいるのが印象的でした。すぐ目の前にメンヒがそびえ、メンヒの山頂をめざして歩いている人も見えてびっくりしした。小林さんが登りたそうな顔でながめていました。郵便ポストがあったのでここから家にはがきを送りました。

   エピソード3
 ユングフラウヨッホでハプニングが起こりました。ちょうど同じ時期に別なルートでスイス旅行をしていた小川夫妻と連絡なしで偶然会ったのです。それもあの込み合っている中で。びっくりして思わず大きな声を上げてしまい、まわりの観光客も驚いていました。こんなことが起こるとは。一緒に行くことができず残念に思っていましたが、ほんのひとときでも一緒に過ごすことができたことに感謝したい気持ちでいっぱいでした。
下りは、アイガー氷河を見ながらトレッキングをしました。一面花畑が広がっています。ここでは電車から降りて一駅歩く人など様々な形でのトレッキングを楽しむことができるのです。クライネシャイディック駅で電車を待っている間アルペンホルンの演奏がありました。晶子さんがアルペンホルンに挑戦、いい音が出ました。これが夢だっそうです。

 グリンデルワルドでおみやげを買いに町に出ました。スイスの町はどこの家でも窓に花を飾っています。真っ赤なゼラニュームが盛りでした。みやげものやさんがにぎかな町も5時を過ぎると店を閉じてしまいます。日本とは違って自分たちの生活時間を大切にしているように見えました。町もとてもきれいです。自動販売機が全くありません。道にもごみ一つ落ちていません。便利な私たちの生活も見直さなければと考えさせられました。

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3 山行写真

朝、窓から見えた山がアイガーだった
ロープウェイに向かう、アイガーは大きい
村全部が牧草地だ
ハイキングが始まる
すばらしい山の絶景を見ながら歩くのが、トレッキングだ
花の色が鮮やかだ
フィッシャーホルン、「ホルン」は山の意味
ユングフラウ
お花畑が続く
ワタスゲの群生の向こうにアイガー、ユングフラウ
絶景をつまみに乾杯
山羊にかまわれる
2日目車両を「sanzoku」で貸し切り出発
村はのどかで美しい
ハイキングでクライネシャイディックの駅に向かう、背後にユングフラウ
山の上まで牛たちが登っている、カウベルも響いている
ここから電車でアイガーのトンネルをくぐって、ユングフラウヨッホへ
ユングフラウヨッホで奇跡の遭遇、Ogawaご夫妻に出会う
ユングフラウヨッホを雪の岩峰が取り巻いている
メンヒ、山頂付近にガイドと一緒の登山者が見えた
ヨーロッパで一番高いところにある駅、ユングフラウヨッホ
下りの途中、電車を降りてハイキング、お花がすごい
Akikoさん、ホルンに挑戦、いい音が出ました 
 
また電車の乗り、ホテルへ向かう 
 
3日目の朝食、スイスの食事にも慣れてきました 
 
グリンデルワルトから230kmの大移動、この峠の食堂で昼食をとる 
 
ターシュからは電車に乗り換える、ツェルマットはガソリン自動車が入れない 

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