第1回「城下町村上 町屋の屏風まつり」ダイジェスト

リストと参加店画像はこちらをどうぞ!!

9月10日、いよいよ開幕です。
鍛冶町のコミニュティーホームにて午前9時から神事の後、 須貝竹山先生による書を書いて 頂きました。「群賢畢至少長咸集」(ぐんげんことごとくいたりしょうちょうみなあつまる)で、 意味は学のある人、学ぶ人が老いも若きも集まって、詩を詠んだということです。
ご存知の方も居られると思いますが、王義之という中国の書家の書いた「蘭亭叙」の冒頭の 一文だそうです。先生も去年行って来られたそうなのですが、蘭亭という所で、書家が集まって、 詩を詠んだり、書を書いたり、酒を呑んだりする集い?があって、その時の様子なのだそうです。 今回の催しに際し、開幕に合うのではないか、とお考えでこの文字になりました。


賑やかな町の様子(マップを持って屏風巡り)


来られるお客様は参加店の丁寧な応対や屏風・昔の道具などを通じて、その家の歴史そのものに まつわるエピソードなどを語ってもらい楽しんでいました。

参加店の丁寧な応対の様子
その1その2その3その4その5


9月24日、連休だったこともあり大勢の方が村上を訪れ、24日はJRの 「駅からハイキング」 のイベントとも重なり、ワッペンをつけた人がいっぱい歩いていました。
「ある物をうまく掘り起こしての地域おこし」、「地域の特性を活かしたまちづくり」、 「来られた方も参加店も楽しめるイベント」などが人気を呼びました。

大勢の方が参加店の中まで入って屏風を 見れるこの試みは人気を呼び、21日間で約3万人もの人が村上を訪れました。 参加店の中には 他の地域から空き店舗を利用して参加してくれた所、 屏風の他に掛け軸を飾った参加店、 屏風まつりにコーヒーをセットにした ランチメニューを出した所などがあり、今後の活性化の目玉にもなりそうです。


長かったような第1回「城下町村上 町屋の屏風まつり」が9月30日に閉幕し、30日の最終日、 午後5時に第四銀行村上支店の前で 閉幕式をとり行ない、村上町屋商人会の会長が「各参加店がそれぞれ工夫して 展示してくれたのと、屏風を引き立てる演出として生け花をいけて下さり、皆さんの協力のおかげで 約3万人の人が村上を訪れて下さいました。」と挨拶し、参加店を代表し、瀧波さんが 「お客様に村上の人のやさしさ、たくましさを知ってもらった。これをきっかけとして商店街も 活性化させていきたい。」と語りました。


「城下町村上・町屋の人形さま巡り」や 「城下町村上 町屋の屏風まつり」を開催し村上の町を賑やかにし元気づけたと、 村上市では主催団体である村上町屋商人会に対して市の褒章を送ることをを決定し、 11月3日に授賞式に行ってきました!!



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