工芸士

経済産業省が指定する伝統的工芸品とは100年以上の歴史があり、ほぼ昔からの材料でほぼ昔からの 技法で生産されている195の産地の工芸品のことを言います。
詳しくは 伝統工芸品産業振興協会(伝産協会)のHPサイトをご覧下さい。

村上木彫堆朱は昭和51年2月にこの指定を受け、伝産法(伝統的工芸品産業の振興に関する法律) により最初の伝統工芸士認定事業が行われました。
伝統工芸士の認定は伝統工芸品産業振興協会(伝産協会)が、伝統的工芸品の高度な製作技術・技法 を将来に向けて継承するために、製造に現在従事し12年以上の実務経験年数を有し、原則として 産地内に居住している人に知識試験と実技試験を行い、伝産協会会長が伝統工芸士を認定しています。
伝統工芸士は技術・技法の向上に努め、後継者育成事業や展示会等の製作実演などで産地事業に 参加、協力し振興に努めなければなりません。


昭和51年  第1回伝統工芸士認定事業

  木地部門  藤井誠一
  塗り部門  高橋要・滝波哲平・大滝源一・三野原晃一
  彫り部門  稲垣鏡太郎・南雲栄助・湯浅光世

昭和55年  第2回伝統工芸士認定事業

  塗り部門  船山雄一・高橋利英
  彫り部門  鈴木 正

昭和59年  第3回伝統工芸士認定事業

  塗り部門  富樫助次・鈴木一ニ・川村忠雄・池野陽一・貝沼寅次
  彫り部門  坂部長蔵・佐藤長四郎

平成元年   第4回伝統工芸士認定事業

  塗り部門  斎藤 栄
  彫り部門  山倉賢一・渡辺勇二

平成5年   第5回伝統工芸士認定事業

  塗り部門  船山一新・渡辺良二・尾崎吉蔵・本間好幸・菅原 豊
  彫り部門  佐藤 伝・板垣恵佐夫

平成13年  第6回伝統工芸士認定事業

  塗り部門  小田 尚・小杉和也
  彫り部門  川上 健・鈴木保雄・富樫春男


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