宮之浦岳(1936m)山行記録


縄文杉の前で(2007.8.7)

1 期 日   2007年8月4日(土)〜8日(水)
         (4日東京前泊、5日東京から屋久島へ移動、島内観光、6日宮之浦岳登山、新高塚小屋泊、
          7日縄文杉から白谷雲水峡へ下山、8日屋久島から新潟へ)

2 参加者   Kobayasi,Shiobara,Shizue,Toshiei,Keiko,Yumiko,Mustuko,Noriko,Yoshimi  9名

3 山行日程
  タクシー 屋久島グリーンホテル4:30−淀川登山口5:20

  上り   淀川登山口5:35ー淀川小屋6:35〜6:50−花之江河8:45〜9:05ー投石平9:50ー翁岳水場11:00
        宮之浦岳山頂12:00〜12:30−平石岩室13:35−新高塚小屋15:25        行動時間 9時間50分

  下り   新高塚小屋5:50−縄文杉7:15〜7:45ーウイルソン株9:00ー大株歩道入口9:25
        大楠分かれ10:25〜10:40 −辻峠11:40−白谷雲水峡入口13:00        行動時間 7時間10分

  タクシー 白谷雲水峡入口 ー グリーンホテル

4 山行報告   記録係から 屋久島山行記録「太古の島屋久島」
 今回の山行は、帰宅してからなぜか満足感というか充実感があります。ひさしぶりの無人小屋泊それも縦走だったからだけでなく、たった2日間の歩きの中で自然の深い表情を大きく分けて3種類体験することができたからかな、などと今思っています。どんなだったと聞かれて言葉で言い表しても表現仕切れないものが残ってしまうあの縄文杉、緑色の空気、澄んだ水、美しい苔の間から伸びている小さな芽、澄み切った深い森を思い出しながら、あの場にいるときよりも充実感に浸っています。みなさんと一緒に行けたこともプラスしてます。ありがとうございました。いつもの山賊ペースよりも速いペースで先を急がせましたことをお詫びいたします。(yumiko)

5 山行写真

屋久島空港に到着 ガジュマルも大きい
南国のフルーツとジャム 千尋の滝、大きな一枚岩を豪快に落下する滝
淀川登山口、南国は夜明けが遅い 淀川小屋前で朝食
淀川の水は濁りがない トウフ岩みごとに割れている
花之江河、1640m高層湿原 ヤクシマコオトギリソウ
花崗岩は滑らず歩きやすい ヤクシマホツツジ
ヤクシマショウマ 山頂まであと2km
人形のような自然石 森林限界の上は岩とヤクシマザサの世界だ
宮之浦岳山頂直下を行く 永田岳1886m、九州第二の山
宮之浦岳登頂 山頂三角点 一くだりして山頂をふり返る
3,4mもあるシャクナゲのトンネル 青空が広がり永田岳が見えた
長い道のりだ 立ち枯れした杉とシャクナゲの森
宮之浦岳も遠くなった 木道や木の階段で良く整備されている
新高塚小屋、まわりも木の板で敷き詰められている 小屋内部、左右二段になっている
小屋前のテラスで山賊の宴会 カップカレーも好評だった
ヤクシカ、小型で人を恐れない 二日目 高塚小屋通過 とても小さい
縄文杉 大王杉
ウイルソン株 大株歩道入口 ここからトロッコ道
辻峠、疲れもピークだ 苔の森、「もののけの森」とも呼ばれる
白谷雲水峡の水は迫力がある 最終到達地点 お疲れ様