悪路に負けず火打山・妙高山

yamada yoshimi.noriko


ようやく見えた火打山の頂上、右肩が雷鳥平


池塘のたくさんある高谷池、高谷池ヒュッテ・テント場も見える

1 期 日   2009年8月8日(土)・9日(日)

2 日 程
8/8  火打山 2461m
     笹ヶ峰9:00−黒沢橋10:00−十二曲がり10:40−11:55富士見平12:10
     −高谷池ヒュッテ13:00−雷鳥平14;15−火打山山頂15:00
     山頂15:15−分岐16:25−黒沢池ヒュッテ17:25  行動時間 8時間25分
8/9  妙高山 2454m
     黒沢池ヒュッテ5:40−大倉乗越6:10−分岐6:50−妙高山山頂8:10
     山頂8:35−分岐9:35−大倉乗越10:30−黒沢池ヒュッテ11:00−黒沢池−
     富士見台12:00−黒沢橋13:40−笹ヶ峰登山口14:40  行動時間 9時間 

3 山行感想
 2回も中止した、火打山妙高山登山をなんとか、やりとげたいと出発した。土日と言うこともあって登山者が多かった。しかも、40人と20人の登山ツアーとぶつかった。夜バスを走らせて一泊で火打妙高2座を登るツアーだ。年配の人ばかりだが、元気でよく頑張っている。
 天気予報では、晴れる予報だったが、不安定な気候で裏切られた。幸い雨に降られたのは短い間だったが、登山道は泥沼で滑るし歩きにくかった。展望はなかったが、高層湿原の穏やかな雰囲気を味わったり、いろいろな花に出会うことができた。また、自然を残すための様々な保全事業を見ることもできた。1日目も2日目も後半にペースが落ちた。当然のことだが、計画ではコースタイムそのままで、ペースダウンを考慮にいれてなかった。1日8時間以上の山行はやはり厳しい。

4 山行写真

笹ヶ峰登山口、出発小屋がありました
始めは、なだらかな木道が続きました。2/9kmの標識がありました。
黒沢の橋、ここから尾根登りが始まります
尾根に上がるために十二曲がりの登山道を上ります
ぬかるんだ道が続きます、石の入った土嚢で補修してあります
急登の続く尾根道に屋久島のような木の階段もありました
急登を終えて、富士見平に着きました
オオバミゾホウズキ
アキノキリンソウ
イチヤクソウ 
 富士見平からなだらかな道を1時間ほど歩くと、高谷池です
三角形の市営の山小屋です 
 火打山、黒沢池への分岐です
高谷池には花がたくさん咲いています
 イワイチョウ
 湿原がいくつかあります
 ウメバチソウ
 ヤマブキショウマ
 エゾシオガマ
 一番高いところにある湿原、天狗の庭です
ワタスゲも群生しています 
 今にも飛びそうです
 いよいよ、火打山山頂に向かいます
特産種のミョウコウトリカブト 
 ミヤマシャジン
 ダケカンバの急登、休日で混み合っている
 ミヤマシャジン
 シャリバテしないように、行動食を食べる
 ミヤマシシウド
 なだらかな雷鳥平
 荒れた植生を復活しようとネットが掛けられている
ハクサンコザクラ 
山頂への最後の登り、保護のために木の階段ができていた 
 アオノツガザクラ
イワカガミ 
 6時間の登りに耐えて火打山山頂へ

つづく 山行写真2へ