県北の城下町村上 歴史と伝統がここにある
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瀬波大祭 9月3日(宵祭) 9月4日(本祭) 

 西奈弥神社の祭礼。祭神の保食神(うけもちのかみ)が瀬波のまちを巡行する渡御行列で、この保食神は福井県の敦賀港の近くにある気比神社から海を渡ってきたと言われ、この地に上陸する際に快風を背にうけた保食神が「よき背波かな」といったことから「せなみ」の地名が生まれたと伝えられています。



瀬波大祭のおしゃぎり

瀬波大祭に曳き回されるおしゃぎりを運行順に紹介します。




@瀬波浜町(せなみはままち)

◆製作年代 明治18年(1885)
◆乗せ物  気比丸
◆見送り  


瀬波浜町の法被
明治18年頃火災に遭いその後に再建された白木の屋台。乗せ物は気比丸と呼ばれる船で、瀬波の神様が上陸されたときに乗ってきた船をかたどったといわれています。この船は火災を免れ、当初の様式をとどめています。


A瀬波中町(せなみなかまち)

◆製作年代 江戸後期
◆乗せ物  恵比寿
◆見送り  鯛に立浪

瀬波中町の法被
昔、村上の大工町から購入したとされる屋台で瀬波大祭で曳き回される屋台の中では最も大きいものです。乗せ物は恵比寿様です。

B瀬波新田町(せなみしんでんまち)

◆製作年代 昭和24年(1949)
◆乗せ物  御神酒徳利
◆見送り  



瀬波新田町の法被
瀬波新田町の屋台も火災のため焼失し、白木の屋台として戦後再建されました。現在の飾り物は御神酒徳利ですが、以前は布袋像であったといわれています。

C瀬波上町(せなみかんまち)

◆製作年代 享保年間
◆乗せ物  大黒天像
◆見送り  唐子像

瀬波上町の法被
総漆塗りの華麗な屋台。乗せ物は大黒天像で2体の唐子を従えています。はっきりした屋台の製作年は不明ですが、屋台の道具を収納する箱書きには享保の年号が読み取れることから、かなり古い屋台であると思われます。

D学校町(がっこうちょう)

◆製作年代 昭和62年
◆乗せ物  菅原道真
◆見送り  


学校町の法被
町自体が新しい町で、町内のコミュニティーのために昭和62年に仁輪加屋台を新造し祭に加わりました。飾り物は町名にふさわしく学問の神様である菅原道真の像です。