<中原淳一>
1913−1983 香川県生まれ。
幼少時より 絵や造形に才能を示し
18歳の時 趣味で作ったフランス人形が認められ 東京の百貨店で個展を開催。
それがきっかけで 雑誌「少女の友」の挿絵・口絵・表紙絵・付録等を手掛けるようになり
一世を風靡する人気画家となる。
終戦後は 自分の雑誌「それいゆ」「ひまわり」などを 相次いで創刊。
編集長として 女性誌の基礎を作っただけでなく
イラストレーター ファッションデザイナー ヘアメイクアーティスト スタイリスト などの
多彩な才能を発揮 すべての分野において 現代につながる先駆的な存在となる。
瞳の大きな少女の絵で有名。 どなたも1度くらいは ご覧になってるはず。
<芳年>
月岡
芳年(つきおか よしとし)。
天保10年3月17日(1839年4月30日) - 明治25年(1892年6月9日)
幕末から明治前期にかけての浮世絵師。
本名は米次郎。
一魁斎芳年 のちに大蘇芳年(たいそよしとし)と号した。
歴史絵 美人画 役者絵などの浮世絵を主に手がける。
特に無惨絵で知られる。
当時 没落していく浮世絵師の中で成功したこともあり
「最後の浮世絵師」と評価されることもある。
無惨絵の中には「奥州安達がはらひとつ家の図」という妊婦逆さづり(苦笑)の絵などあり
小野塚作品とも 微妙にリンクしております。
<伊藤晴雨>
1882−1961 画家。
責め絵や縛り絵を専門とする一方で 風俗考証家としても活躍し
名著『江戸と東京風俗野史』を残している。
団先生の小説の挿絵も 描かれています。
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