「ジョルナダ」

この本の中に入ってる「繁」は 「本当は怖いグリム童話」という雑誌でかいたものです
元ネタは「青髭」
あたし 考えてること 今も昔もあんま変わんないのねと痛感したよ
  


<「青髭」>

「グリム童話」に収録されている童話。
「グリム童話」は グリム兄弟の創作ではなく
ドイツ国内で 昔から語り伝えられてきた話を集めた「昔話集」が
「グリム童話」として 一般に呼ばれるようになったそうです。
「青髭」のあらすじは
青い髭の男の妃になった娘が 開けることを禁じられていた部屋を開けてしまい
多数の死体を発見。
青髭に殺されそうになったトコロを 3人の兄達に救われる という内容です。
童話の1つの解釈として 妻の性的な裏切りを示しているといいます。
また 類似の童話 「人殺し城」(「グリム童話」収録)や
フランスの「ジル・ド・レ事件」
(ジル・ド・レは 英仏100年戦争中 ジャンヌ・ダルクの側近で フランスを守った英雄)など
中世ヨーロッパでは 妻に迎えた女性を次々殺したり
幼女を誘拐・殺害するような事件が頻繁だったという 歴史的背景があるようです。




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