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9:10頃から 整理券の番号順に入場という話だったけれど すでに ホール前には 入場待ちの人達が20〜30人ほど。
てんでに 階段に腰掛けたり 数人で立ち話をしたり。
1人で来ているらしい人も 結構 見受けられたりして。

練習がてら 最初のフィルムを使い切る。

「まだかな〜」などと言いつつ 入り口付近を覗くも まだ 人が並んでいるような気配はない。
新しいフィルムなど セットしようとしていたら ぱんだちゃんが 
「今のは もしや・・・?!」
小野塚先生らしき人を発見。
私も 後ろ姿は見たけれど なにせ サイン会でしかお会いしたことがないので 立った姿がどうなのか 全然 想像がつかず
しかも 私が見た感じでは かなり足早に通り過ぎて行ってしまい 「似てるけど う〜ん???」という感じ。

9時半近くになった頃か どうも並び始めたような気配を感じたので 「じゃあ そろそろ入り口の方に行っとく?」と 一同 移動。
が まだ並んでいる人はいない。
一同 気が急く。

数分後 やっと 会場の方から 
「では整理券1番から10番の方どうぞ!」と声がかかる。
もう気持ちは走り出しているんだけれど イイ大人が走ったりしたら みっともないわっ と
かろうじて 自制しつつ でも かなりの早足で(笑) ホールの中へ。

あ〜 そして 衝撃の光景がっ!
狭いっ 狭いよっ このホールっ!!!(笑)
しかも 私が想像していたような舞台のような部分がなく ホール全体が限りなく 平ら。
「ここここここれは 1番前とか ありだよな ありありありありっ?!」と錯乱しつつ 1番前へ突進。
そして そこでも 衝撃の光景がっ!
近いっ 近いよっ 対談の席がっ!!!(笑)
いや 近いなんてもんじゃなく 手を伸ばせば 触れてしまうような距離。
足元を見ると 多少30センチほどの段はあるようだけど
そこに パイプ椅子が 2つ その上にはマイク 左右と真ん中にスピーカー というシンプルな状態。
あああああ これは嬉し過ぎるっ! 幸せ過ぎるぅぅぅ!

・・・ と 狂喜したのも つかのま この大きなストロボやカメラの立場は・・・?(大汗)
ううむ こんなに近いんだったら 写るんで●でも 充分じゃんか・・・
しかも近すぎるため 監督との2ショットは 最後列に行かないと 入らないという事実。

当初のシメの予定では 監督&先生 入場の際に バシャバシャ撮影
静かにお話を聞いて 終わり近くなかったら また駄目押しで バシャバシャと撮影するつもりだったんだよね〜。
しかも 距離が離れていると思っていたので 自分の席から撮影するつもりだったんだけど・・・。
いや しかししかし 写真を撮影するには 思った以上に 良いロケーション。
席を立って動き回れば あっちからもこっちからも いくらでも撮れる。
さて 話を取るか 写真を取るか・・・
いや やっぱ 写真だろ〜 もうこんなチャンスは2度とないかもしれないし〜♪ ということで
脳味噌桃色状態で クラクラしつつ 「怒られるくらい撮るぞ!」(笑)という決意を決めたシメハリ。
迷惑街道まっしぐら。

 

写真その1   写真その2

 

カメラを構えつつ まず 入場のトコを撮らねばと 待ち構えていると
開いているドアから 監督らしき男性と 後に見え隠れするレインボーの影。(笑) 
写真その1

ぱんだちゃん曰く 
「やっぱり あの人 先生でした。 あのレインボーの服だった。(笑)」

映画会社の方からの紹介のあと まず監督 続いて先生 入場。
先生は バスケット(ていうの???)に盛った花を 右手に持って登場。
ああ 監督が前を歩いてて 邪魔だぁぁぁ!(監督ごめんなさい)
焦りつつ ええい 数打ちゃ当る 撮影!撮影!(笑)

先生から監督へお花を渡されて お花は真ん中のスピーカーの上へ。 
写真その2

 

写真その3   写真その4

 

先生は マイクのコードを気にしつつ ゆっくりおすわりに。 写真その3

最初の間は 両手でマイクを持っていて 少し緊張されている様子。

まずは ちょうど 先生の真正面の席から 10枚ほど撮影。 
写真その4

 

写真その5   写真その6

 

続いて 2ショットを撮るため 席を立ち はいずって 右側の通路へ。

ちなみに 
写真その5の 最前列 真ん中の席から
ぱんだちゃん・陵ちゃん・宵宮ちゃん・(切れちゃったけど)桜巳ちゃん と並んでいます。
どれだけ近かったか 分かるというもんだ。(笑) シメの席は ぱんだちゃんの左側 先生の正面。

あ〜 監督が見てるな〜 という痛い視線を感じつつ 最後列へ。
標準のズームいっぱいで なんとか それらしい構図になり また10枚程度 撮影。

と そこで 先ほどの映画会社の方から 「あの〜」と声を掛けられる。
きゃあああああ 注意されるのでは!
と 思いつつ 「はははははい???」 と びびりまくるシメ。
「2ショットの写真が撮れたら よかったら 1枚 送って頂けませんか?」
「そそそそそそれは もう 喜んで・・・」 ほっと一息。

ということで 後は 右斜め 左斜め 10分ほども ばたばた撮影し続け やっと 席へ戻る。 
写真その6

 

 

さて ここで問題がっ!
撮影に夢中になっていて あまり話を聞いていなかった私。(ダメじゃん!)
後日 ぱんだちゃんにも ご協力頂いて 掻き集めたトークの記憶(泣き笑い) 以下のような お話だったようです。


<シメハリ 記憶の断片> ← 泣!

・ 人が狂っているという状態の中に独特の美がある。 そういう姿がとても美しいと思う。

・ 寺山修司の映画 是非見て下さい〜 と 監督に勧めていた。

・ 「そどむ」は 自分にとって 微妙な作品 ・・・ この発言 かなり引っ掛かってます シメ&ぱんだ!(笑)

  私の記憶が確かなら 正確には
  
『「そどむ」は私にとっては う〜ん どうなのかな・・・微妙な作品で』 と おっしゃっていました!
  この 「う〜ん どうなのかな」 が 気になるっ! なにが どうなの???(笑)

・ 「そどむ」の葉ニは 男にも女にも もてて いいですよね〜。(笑)

  これは 軽い調子で おっしゃってましたね。
  でも このときのトークを聞いていて 「そどむ」は 葉ニのための物語なのかな なんて思いました。
  そして 最も狂っているのも 葉ニだったりするのかな と。
  里香子が 葉ニに関わることで変わっていくというのも もちろん重要ではあるみたいだったけど。


<ぱんだちゃん 記憶の断片> ← ううううう 感謝だす!(涙)

・監督が 「寺山修司の天井桟敷のビデオは全部出ている」と言ったところ 先生は全部出ているとは知らなかったらしく
 「全部ですか?」と聞き返し 
「じゃあ 買いに行かなきゃ」と 可愛らしく答えておられた。
 そのときの先生の笑顔で 会場もほんわかとした雰囲気になった。

・演技について 
「こういう風に見せようという意識をした演技が好きではない」と おっしゃっていた。
 「天使の楽園」の出演者達の演技は本当に自然で そうした意識が感じられないから いい と。


<2人共に欠落している記憶の断片> ← うわ〜ん!!!

・絶賛している映画があったのですが タイトルと監督名を 私は聞き逃し ぱんだちゃんは思い出せずにいます。(大涙)
 はじめに海外の監督の名前をあげ 2人目あたりの人の「○○」という映画のタイトルをあげ(しかも3回くらい 繰り返したそうだ)
 それについて 「いいですね〜」 と語っていらしたらしい。


ううむ やっぱり テープレコーダーが必要だったかもしれん。 もう あとの祭りだけど。

 

鈴木章浩監督

 

さて トークも終盤にさしかかり
監督が 「映画の掲示板の方に ファンの方から 先生への質問を書いていただいたので 僕 こちらに控えてきたんですが」
(といいつつ 手元のメモちらっと見る)
「どうやら ご本人がこちらにいらしてるようで しかも かなり近くにいらっしゃるようなので(一同 ちょっとうける)
 よかったら 直接 ご質問されますか?」
・・・ 
見詰め合う シメハリと監督。 

あああああ なんて衝撃なっ!
一瞬 躊躇した私の姿を見て 監督も 「僕が代理で質問してもイイですけど」 と助け舟を出されたものの
あ〜 こんな機会は もう2度とないに違いないし と 気づいたら 「自分で」 とマイクを握っていた私。(苦笑)
真正面には 同じくマイクを持って 私を見つめる先生が・・・!
ああ もう 鼻血出そう・・・!!!

まずは 自己紹介をと思い

シメハリ 「ファンサイトをやっております シメハリと申します。」(礼・・・したつもり)
先生 「ああ いつもサイン会に来て下さる方ですね。」
シメハリ 「今日は新潟から来ました。」 
先生 「まあ ありがとうございます!」(先生 礼)

私のよく分からない質問にも (自分でもかなり混乱していた) 実に 真剣に考えてくださいました。
質問を聞いているときには うんうんと相槌をうつようにうなずきながら 答えるときも 私の目をまっすぐ見て 答えて下さって
いやはや 至福のひとときでありました。 
ついつい 喋り過ぎたらしく マイクをお返ししたら 監督から 「すいません あまり時間がないんで・・・」と言われてしまい
ワガママ振りを またもや発揮してしまいました。

次にもう1問だけ質問ということで
「キャラコリ デュ ネギュスというコーヒーは どこで手に入るのでしょうか?」という質問を監督がされ
一同 「おお ついに本人の口から キャラコリの謎がっ!」 と ワクワクしていると
先生曰く 
「あれは〜(思い出しているような素振り) 確か〜 通販で見かけたコーヒーで・・・
     名前が面白かったので タイトルにしたんですよね〜。」 

・・・むむむ? 先生 ご愛用の1品ではないのか???
「たしか フェリシモだったと思うんですけど。」 
うんうん そうです フェリシモです と つい頷きつつ 聞いてしまった私。(笑)
どうやら 先生も飲んだことないらしいご様子。 ちょっと がっかり。 でも 概してそんなモンすよね。

こうして 怒涛のトークライブ終了。
拍手の中 先生と監督が 帰って行かれました。
ああ どっぷりとした充実感。
一生モンです。(感涙)

 

 

映画は 1時間ほどで終了。
成人指定の しかもゲイ映画ということでしたが
特に過激なSEXシーンがあるわけでなく 
淡々とした展開の中で 胸に迫ってくる内容だったと思います。
少なくとも 私にとっては。

興奮冷めやらぬ という感じで ホールから出てみると 外は雨。
しかも かなりの激しさで降っている状態。
これから新宿にでも出て 夜明かししようと思っていた私達ですが ちょっと立ち往生しつつ 仕方なく ホールの入り口で雨宿り。

カメラなどしまいつつ 監督さんと 少しお話をさせて頂きました。
何というか 手作りの映画なんだなあ と実感。

さて 次はひとまず 食べるなり 歌うなりの場所へ移動しないと でも この雨だしね と話しつつ
この近所のお店でもイイかね〜 なんて 近くのカラオケ屋へ 営業時間など 聞きに行っていたりしたら
ホール隣のホテルの入り口で 
小野塚先生が雨宿り(?)している姿が!

「どうする?どうする??? 声かけてもイイもんか???写真撮らせてもらう?????」と
ごにょごにょ 相談する私達。(← 結構 小心者???)
そこへ 背後から 「大丈夫ですよ!どうぞ!」という明るい声が!
一同 びっくりしていると 先生のマネジメントをしている方なのか お連れの方が 「どうぞ〜♪」と 勧めて下さって
ず〜ず〜しいシメは 「じゃあ 一緒に写真を撮ってもらおう!」と いそいそと 移動。
あああ 何という展開であろうかっ!

 




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