一般社団法人いわふね青年会議所

いわふね青年会議所IWAFUNE JC

理事長所信 齋藤 広樹

-はじめに-
変化には大きなものもあれば小さなものもある。
一般社団法人いわふね青年会議所(以下、いわふねJC)も村上青年会議所(設立時名称)として発足し50年余りが経過しました。その中で大小さまざまな変化があったものと思います。時代時代を反映し活動して来たはずです。何が良くて何が悪いのか、それは時代の価値観により違うものであるので我々はこれからも変化していかなくてはなりません。
その中で、青年会議所として変わらないことがあります。明るい豊かな社会を築き上げる。これは綱領にも明示されているものですので不変のテーマであります。この目的を達成するためにこれが良いと信じた運動をしてきましたし、これからも運動していかなくてはなりません。
ただし、大きな変化を求めすぎて全く違うことをし過ぎるのもきっと、地域の方々にとっては違和感を感じてしまうのではないかと思います。変化が無いというマンネリを生まない為に、時代に合わせて柔軟に変化を取り入れながらの活動が必要となります。変わること、変わらないこと。言葉にすると相反する二つのことですが、これら二つを紡ぎ繋げていかなければなりません。

-人と人との繋がりの大切さ-
我々の運動の多くは事業そのものを行うことが目的ではなく、考えや目的を地域に広く波及させることこそが大切です。賛同していただける市民を増やすこともそうですが、何よりも共に活動する仲間を増やすことこそが事業の完成度と地域への波及効果を高めます。
いわふねJCでは近年だと2010年に50人という会員数を達成することが出来ましたが、その後は減少傾向にあります。全国的にも会員は減少していますが、絶えずこの地域の為に本気でJC活動に取り組みそれを発信しなければなりません。2017年に迎えた50周年で「iwafuneJC Vision~仲間と共に最高の故郷を作る~」が発表されました。このVisionに則り、今後更に広く運動を展開していく為に、また青年会議所は40歳までと制限のある団体ですので、これからの村上市・岩船郡を担う青年経済人を育成する為にも会員拡大は必須であります。これからもこの地域に青年会議所が在り続ける為に、多くの同志と語り合いができる場を作り、人と人との心を繋げましょう。

-地域防災の大切さ-
ここ数年「想定外」「かつてない」と形容されるほどの災害が日本各地で発災しています。自然は大いなる恵みをもたらしてくれる一方で、我々の生活を一瞬で破壊してしまう程の脅威を見せる事もあります。2010年代では東日本大震災に始まり、大規模地震、豪雨災害、大型台風被害など数え切れないほどの災害がありました。幸いなことに村上市・岩船郡ではここ数年災害による大きな人的被害はでておりません。この幸せはこれからも必ず続くという保証はありませんし、人間は自然の想像を超える力の前にはあまりにも無力ですが、災害に備える事で被害を少なくすることはできます。
現在いわふねJCは青年会議所の災害支援ネットワークはもちろん、地域の各社会福祉協議会と災害時相互協力協定を締結しています。これまでも会議を重ね災害時のボランティアセンター立ち上げの確認などは行っておりますが、地域住民の皆様への周知や災害が起きてからの動き方などより具体的な内容を早急に固め、実際にシミュレートする必要があります。災害支援時のボランティアセンターと地域との結びつきをより密接にしてまいりましょう。
また、いわふねJCでは青森・秋田・山形・新潟の各青年会議所で立ち上げた日本海夕陽ラインネットワーク協議会(現在は青森を除く3県)に加盟しております。日本海側の国土軸形成に欠かせない日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の建設促進のために運動を行ってまいりました。新潟県側では朝日まほろばIC~あつみ温泉IC間の約40kmの開通工事が2013年5月に事業化決定しました。ですが当初「事業化からおおむね10年以内」とされた開通時期は5年が経過した現在も整備進捗率は約10%と言われております。この日沿道は日本海側の経済発展の為にも必要なものでありますが、救命救急施設への搬送時間の短縮を担う命の道でもあり、災害時には広域的代替機能の強化にも重要な役割を果たす道路です。これまでも先輩諸氏が想いを繋ぎ日本海夕陽ラインシンポジウムを開催してまいりましたが、全線開通まで地域発展の為にこれからも継続して必要なものは必要であると声をあげ運動をしてまいりましょう。

-自信を持つ事の大切さ-
人は誰でも得手不得手があって当然です。一般的には勉強が得意、運動が得意というのは非常にわかりやすく将来もその道を進み職業とする人もいます。ではそれ以外は価値がないのかというとそうではありません。少し前には勝ち組・負け組という言葉をマスメディアもよく使いましたが、何をもって勝ちなのか負けなのかは人それぞれであります。一般的に耳慣れないものだとしてもその道にチャレンジし続ける事は評価するべきであります。
近年ではオリンピックも私が幼少の頃にはなかった種目が多く見られます。村上市出身の平野歩夢さんがメダルを獲得したスノーボードや2020年東京オリンピックでの活躍も期待されるスケートボードなどは昔では考えられなかった種目であると思います。これからもオリンピック種目は増える可能性はあります。オリンピック至上主義ではありませんが、今は認知されていない種目でも世界1となれるチャンスは広がります。今まではこの地域でも競技によっては大会の開催される首都圏や大都市への物理的距離の問題、指導者不足などはあったと思います。しかしインターネットの普及により情報を獲得する事はできますし、ジャンルによっては自宅に居ながらでもスキルアップする手段はあります。中にはそういったジャンルこそ得意である人もいます。あれはダメこれはダメではなく新しい価値観を受け入れいち早くその発信をしていく事も我々のやるべき事であります。場作り環境作りをし可能性の開花の手助けをしましょう。

-青少年育成の大切さ-
少子高齢化に伴う人口減少は高度経済成長期のベビーブーム以来問題とされている所であります。合計特殊出生率も平成29年度時点で1.43まで下がりました。もはや問題というよりは当たり前の事になりつつあり、人口減少は歯止めの効かない域まできています。もちろん今後の日本経済の原動力となる子供たちが多く産まれるのは良い事ではありますが、子供を産むかどうかは各家庭の意思でありそこに干渉していくことは難しいと言えるでしょう。
我々にできることは今、ここに住んでいる地域の未来を担う子供たちの心を豊かにすることではないでしょうか。豊かな心とは何事にも想像力をもってチャレンジする心、自分を大切に思いまた他人の事は思いやれる心であると考えます。この心をもって行動することこそが子供の成長に繋がるはずです。この地域には海、山、川の自然に恵まれ、子供たちの心を育む為の場所があります。パスカルは「人間は考える葦である」という言葉を残しています。自然の中において人間はか弱いものであるが、考えて行動できる偉大な存在であるという意味だと理解しています。子供たちには自然の中で、大いに自分を感じてもらい、自信や協調性そして責任感を学んでもらいたいと思います。 -政治への正しい意識を持つ事の大切さ-
我々国民は等しく参政権を有しており、とりわけ身近なものに選挙権があります。この選挙権ですが近年では公職選挙法の改正で2016年6月より20歳以上から18歳以上に引き下げられました。法改正より2年余りが経過し、国政選挙や各自治体における選挙、新潟県内の行政選挙は行われてきていますが、私たちが暮らすこの村上市・岩船郡での地方行政にかかわる選挙はまだ行われていません。2017年には関川村長選挙が予定されましたが、立候補者1人であった為に無投票となりました。2019年には任期満了に伴い村上市長選挙、新潟県議会議員選挙、参議院議員選挙が予定されているので、この地域に直接かかわる18歳以上選挙としては初めてのものになります。この地域から進学・就職に伴い県外への若者流出が多くなってしまうことは間違いなく起こります。住民登録を実家に置いたまま県外での一人暮らしをするケースでは極端に若者の投票率が下がってしまうデータもあります。その対策としての不在者投票であったり、インターネット投票であったり整備は進められていますが、完備されるのはもう少し先の話となるでしょう。もちろんどの地域にいても候補者の意見や政策に耳を傾け投票へ行くことは大切であり下がる投票率に歯止めをかけることも重要事項の一つではありますが、高校生として地元にいる間に選挙に参加し、家族間や友人間などで政治意識を高め政治参加のスタートをスムーズにすることは更に重要であります。
青年会議所としては政治に対して取り組む時には特定の政党や個人を支持し、積極的に応援することは適当ではないとされています。なぜならば我々は明るい豊かな社会の実現を目的として集った団体であり、その運動を市民と共に展開していく以上は、特定の政党や個人の応援をすることで、自分たちの運動の展開を困難にしてしまう危険があるからです。とはいえ冒頭で述べた通り、我々会員も一国民として参政権を有するので個人の立場で選挙運動に参加することは否定されるべきではありません。青年会議所の理念を忘れずに積極的に政治への関心を持ち、地域市民の規範となるべくJAYCEEとして誇りを持って発信していきましょう。

-交流する事の大切さ-
何かをやろうと考えた時、人間一人の力や考えでは行き詰ってしまうことはよくあります。これは青年会議所の活動でも同様であると言えるでしょう。しかし我々には全国各地の青年会議所という多くの仲間がいます。中でも姉妹JCである(公社)鯖江青年会議所様、友好JCである(一社)南陽青年会議所様、第一エリア4LOM「鉄の結束」と言われる各青年会議所様、そしていわふねJCをこれまで作り上げ見守ってきていただいたOBの皆さまとは毎年の交流を通じてとりわけ絆を深めてまいりました。また「iwafuneJC Vision 力強い組織となる為に」にある通りJCだけではなく地域の他団体との交流も率先して行っていく必要があります。これからもお互いが本音で語り合える交流会を実施し、相手の良いものを吸収できる・我々の良いものを受け渡せるような関係を構築していきましょう。

-結びに-
青年会議所は単なるボランティア団体ではありません。ではなぜこれだけ多くの時間を費やして明るい豊かな社会を目指しているのでしょう。それはやはり我々は青年経済人であり、地域の健全な発展がなくてはならないからだと思います。直接的には意味のないようなことでも巡り巡って自分たちのためとなるはずです。個人一人ひとりやそれぞれの団体毎の活動はほんの少しの波しか起こせないかもしれません。しかし、その波は波及するにつれ大きくなっていきます。そうなればこれはもう活動ではなく運動となります。これからも絶えず地域へ働きかけ波を起こせる団体を目指していきましょう。

地域振興・防災担当委員会
委員長 佐藤 勇介

〈基本方針〉
日本では毎年、各地で大規模自然災害が発生しています。近年では2018年に起こった大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震などが日本に大きな打撃を与え、多くの方々が被害に遭いました。復旧、復興には長い年月と多大なる努力が必要となります。日頃から災害が起こり得ることに留意し、防災対策、減災対策に向けた取り組みや、災害復旧、復興の為に現地へ行く高速道路の早急な整備対策が各地域の問題と課題になっています。
私たちの活動する村上市・岩船郡では、近年大規模な災害は発生しておりませんが、市内中小河川の氾濫、大雨による土砂崩れ、集落の孤立などが記憶に残っています。災害時、その被害を最小限に抑える為には一人ひとりが取り組む「自助」、そして地域や身近な人同士が助け合って取り組む「共助」が重要であると考えます。そこで、災害発生からの防災意識や知識の向上、行動の確認に着目し、他団体との協力連携や地域の方々と一緒にできる地域防災事業を構築していきます。
また、2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、東北方面への援助や人命救助への迅速な道の確保など、日本海沿岸東北自動車道の早急な整備の必要性が浮き彫りとなりました。そして、早期開通区間では人、ものの動きが変わり地域活性効果、物流効果など経済についても影響が出ています。開通に伴い通過地域が出てくることも懸念されるため、地域と共に防止対策も考える必要があります。今年度は第31回目の日本海夕陽ラインシンポジウムが村上の地で開催が決まりました。日本海夕陽ラインシンポジウムは、青森・秋田・山形・新潟の各青年会議所で立ち上げた日本海夕陽ラインネットワーク協議会が主催となります。現在は青森を除く3県となりましたが、日本海沿岸地域の交流を深め、地域振興・まちづくりを促進し、豊かで快適な生活環境を実現することを目的に活動しています。沿線地域発展のため先輩諸氏の想いを引き継ぎ挙行します。
この1年間委員会活動を通じて、防災意識、地域発展のために見聞を広め、メンバーの自己成長につながるよう活動していきます。

青少年育成委員会 委員長
渋谷 洋輔

〈基本方針〉
子供たちを取り巻く環境は時代の流れとともに大きく変わってきました。IT技術の進歩により多くの情報や知識を容易に得ることができる便利な環境にあります。その一方で、人との関わりや自然と触れ合う機会が減少しています。私が子供の頃は自然の中で仲間や兄弟と当たり前のように遊び、そのなかで多くの経験をしてきました。しかし近年では安全面などから子供だけで遊ぶことも制限され、遊びから学ぶ機会が減っているのが現状ではないでしょうか。子供の成長には他者との関わりや一つひとつの経験が大きな影響を与えます。さまざまな経験と知識を得ることで自信を持ち、新たなことに挑戦する糧となり将来の可能性につながるものと考えます。
そこで当委員会では、未来を担う青少年の健全な育成と、新たな可能性の開花を手助けする事業を行います。
私たちの住む村上市・岩船郡は自然に恵まれ、子供の心を育む環境が豊富にあります。自然の中での体験活動は子供の健やかな成長において大きな役割を担っていると考えます。見る、聞く、触るなど五感を活用する直接体験は子供の心を豊かにします。そのなかで子供たちには仲間を思いやることの大切さや、自ら考えて行動を起こすことの大切さを学んで貰いたいです。
また、人は多くの可能性を内に秘めています。誰にでも得意不得意があり、苦手な部分の克服も大事ですが、得意な部分を評価し伸ばすことでモチベーションが向上し、全体的な成長につながると考えます。他人の価値観にとらわれず多くのことに挑戦して欲しいと願っています。当委員会では、今までなかなか注目されなかった分野にも注目し、発信していくことで新たな可能性の開花を手助けしたいと思っております。
事業を通してメンバーが互いに意見を出し協力し合い、地域の明るい未来を思い描き、一年間取り組んで参ります。

社会開発委員会 委員長
小田 永義

〈基本方針〉
今、村上市・岩船郡では市民の少子高齢化とそれに伴う次代の担い手不足に悩まされています。人口の高齢化率(65歳以上の人口割合)は村上市では35%に達し、関川村は39%、粟島浦村では45%と高く、若者は進学・就職に伴い県外に出てしまっている現状です。そこで我々は多くの若者に自分たちの地域に対して関心を持ってもらえるように、次代を担うことへの自覚を喚起する活動をしていきます。
当委員会では、地域社会の健全な発展に関する事業として新潟県議会議員選挙公開討論会と村上市長選挙公開討論会を行います。公職選挙法の改正で2016年6月より選挙年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。法改正から村上地域の地方行政にかかわる18歳以上の若者が投票する初の選挙となります。2017年に行われた衆議院選挙では県内の30代以上の投票率は5割を超える一方で、10代、20代の投票率はそれぞれ4割、3割と低迷しています。次代の担い手として多くの若者にこの地域の政治に携わる候補者の政策・ビジョンを討論する場に触れていただき、政治、そして自らの故郷のこれからに関心を持って貰えるような事業を構築していきます。
次に各交流事業を行います。毎年姉妹JCである(公社)鯖江青年会議所様とは京都会議の際に交流会を開催しておりますが、本年も継続して絆を深めてまいります。OB交流会では先輩諸氏からこれまでの青年会議所の歩みと想いを学び、引き継いでいきます。IN交流事業では長年交流を深めてきた友好JCの(一社)南陽青年会議所様を今年度は村上地域にお迎えするにあたってこの地域ならではの体験をしていただき、交流を通して良いところを学び、共有できるような関係を続けていけるよう事業を構築していきます。そして4LOM合同事業の取りまとめでは同世代であり新潟ブロック協議会第1エリアの仲間である各青年会議所の皆様と事業を共にすることで互いの意見や考え方を共有し絆を深めていければと考えています。
 最後にJC活動は、この時節だから、このメンバーだからこそできることがあります。互いに意見を言い合い、協力し素晴らしい事業を構築できるよう邁進してまいります。

総務・会員委員会 委員長
平山 篤

〈基本方針〉
いわふね青年会議所(以下いわふねJC)が活動の場とする地域である村上市、また岩船郡は現在も他の過疎化地域同様、人口減少問題、経済圏の縮小等の問題を内包し、それぞれの地方公共団体や企業、NPOなどの団体がそれらの問題を解決するべく奮闘する、社会変革の過渡期の段階にあると思われます。地域に住む人々の生き方や考え方、思想も少しずつではありますが変わりつつあり、その中で私達は地域の人々のため、更に言えば私達自身のためにも今後どう活動していけばいいのかを絶えず考え続けねばなりません。いわふねJCにおいても変遷の時を迎えていると言えるでしょう。
昨年度は総務委員会を再組織しましたが、昨年度においては近年にないような事業の展開もあり、各会員が事業に専心するためのサポートをする役割をこの総務委員会が担いました。それは確固とした組織となるよう、この変遷の時にも崩れない縁の下の力を目指すものでもありました。これを受けて昨年度のみならず、今後もいわふねJCがその力を発揮していく上で必要な土台として、引き続き本年度も総務委員会を組織し、全会員が余すところなく事業に集中できるよう全力でサポートしていきたいと思います。
具体的にはこの総務委員会では、ブロック協議会や他LOMなどで行われる事業へ円滑に参加出来るよう準備を整え、会員拡大の促進に伴う企画、運営、統括を行い、現メンバーがより多く例総会や事業に出席できるよう支援することを中心に活動して参ります。また必要に応じて総務が統括すべき諸規定における庶務を臨機に執り行います。その際には事務局と連携、協力して支援補助を進めていきたいと考えております。
事業に集中できる環境を整えるのは総務の使命です。多くの会員がJC活動に参加し懸命になってもらえるよう、またJC活動そのものに対しより多くその魅力を享受できるよう、邁進していきたいと思います。

広報・事務局 事務局長
長谷川 嵩

〈基本方針〉
いわふね青年会議所は明るい豊かな社会の実現のため、活動しています。永きにわたり活動できたのは、先輩諸氏が時代の変化とともに、変えてはいけない大事なものは残しつつ、柔軟に変化を取り入れ活動を積み重ねてきた成果だと思います。今年度のスローガン「紡ぎ繋げる ~変わりながら変わらない~」を胸に、広報・事務局は以下の2点に重点を置き活動します。
1点目は、諸会議の運営です。諸会議は、会員が一堂に会する貴重な機会であります。有意義に議論を進め、円滑に情報の報告・連絡を行うことが大事だと考えます。また、会員に積極的な参加を促し、その機会に語り合うことで会員相互の信頼は高められると考えます。そのためには、諸会議の案内・会員の出欠確認・資料作成配信・会場や意見交換会の設営等事前準備を怠らず、スムーズな会議運営・進行を行います。
2点目は、内外への効果的な広報活動です。対内では、LOM内で現在どのような活動が行われているのか把握できるよう、諸会議の議事録や例会時に配布する内部報を全会員へ配信します。対外では、地域の皆様に我々の事業活動を知ってもらい、その活動の理解を得られるよう、外部報やホームページ、SNSを通じて情報発信します。
結びとなりますが、組織の屋台骨として、全会員が活動できる事に感謝し楽しめるよう、当たり前のことを徹底的に行う「凡事徹底」の精神で一年間活動してまいります。