では、何故握り方が違うとギア鳴きするのか?
それは、2H<−>4Hの切り替えのときはシンクロが働きますが、2H<−>4HLcではシンクロは働かない為です。
シフトレバーをただの切り替えスイッチのような気持ちで切りかえると上手くシンクロが働かずギア鳴きがしたり、入れたはずのレバーが戻って来たりします。
停止状態で切りかえれば何の問題も無く4WDに入れる事が出来ます。
※停止状態で切り替えると4HLcに入ってしまう事が有りますので注意しましょう
※センターデフロックが入るとバックした時にハンドルを切ると何かにぶつけた様なショックを感じる事が有ります(4HLc)
※スーパーセレクトについてはこちらもご参照下さい SGの秘密(駆動系)
SGにとって4WDは雪道や悪路だけに必要な装備では有りません。
停止状態からフルスロットルで右折しなければならない状況は良く有ることだと思います。
2WDだと2トンの車重が災いしてホイルスピンしてしまいます。
しかし、4WDにさえ入れておけばまったく問題無くクルマを発進させることが可能です。
この時、一旦停止してから4WDに切り替えたり、常時入れておくと言うのはあまりスマートとは思いません。
中央線に寄りながら減速している時に4WDに切り替え対向車線の切れ間を待ち間髪入れずに発進します。
これで、いつもワンテンポ遅れていたドンくさいSGとはおさらばです(^^ゞ
多分動力側と駆動側(エンジン側と駆動輪側)の回転数を合わせてギアがかっちり噛み合うようにする
構造のものだと思います(筋は概ね合ってると思うんですが(^^ゞ)
最近(昭和後期以降)のマニュアルシフトのクルマには付いている筈です。
最近のトラクターにも付いている様です。(トラクターもオートマの時代ですが・・・)
昔の聞きかじりの知識しかないので恐縮ですが・・・
ストックカーレースやツーリングカーレース用に改造された車にはシンクロは付いていなかった様です。
何故ならシンクロが働くには有る程度の時間が必要だからです。
レーシングドライバーは1秒間に3速−>2速−>1速と一気に落とすらしいです。
その間にブレーキは踏まなければならないし、シンクロが無いからアクセルでスピードとエンジン回転を
合わせなければならないし、クラッチは踏まなきゃならないし大変です。
レーシングカーにシンクロが付いていたら邪魔なんでしょうね・・・動作不良とかで。
普通車のマニュアル車に乗っている人で急加速する時1速から2速を飛ばして3速に入れる人って今でもいるでしょうか?(笑)
あれはシンクロが働いているから出来る技で、シンクロが無かったらギアを壊しているか思いっきり変な癖をつける事になります。 昔はギアが2速に入りづらいからダブル踏まなきゃなんて普通の会話の中にありましたね(笑)
更に最近のレーシングカーやラリーカーにはシーケンシャルシフトなるものが付いているらしいです。
確かに元々バイクとかに付いていたシフト方式なので(バイクにシンクロなんて付いてなかったと思う)
シフトミスやダブルクラッチなんて無縁だし、3速から2速を飛ばして1速まで落とすなんて言うのは
バイクでも峠バトルでやっていたのでレースには向いてるかも・・・ですね。
或る日ギアの入りが悪くなった。 これってシンクロの故障?