2002.10.12
参加者 kobayasi クマ atuko yuriko sizue tatesima noriko abe            

                   山行記録
往路
八海山ロープーウェー8:40・・・山頂駅8:50・・・女人堂(6合目)9:50・・・千本檜小屋(9合目)11:30・・
不動岳11:40
復路
千本檜小屋13:50・・・水場14:30・・・女人堂14:30・・・山頂駅15:40・・・ロープーウェー発15:45
乗り場15:55  

 今年最後の山賊会山行は、霊山八海山。
 予定では7人の参加と言うことで、栄インターで、塩谷・新潟組を待っていると、なんとクマさんの姿が・・・。
二王子岳登山が14日に変更になり、いても立ってもいられず、参加する事にしたそうだ。やはり山賊の最後の山行にはクマ隊長がびっしと締めてくれなくては・・・。kobayasiさんも、相手ができてうれしそう。
 雲一つない好天の中、80人乗りのゴンドラは登山客で満員。10分間で山頂駅に到着する。ここを歩けば2時間半かかるそうだ.yurikoさんは、「岩手山を思い出すね。わたしロープーウェーが好きになった」と久しぶりの山行を楽しんでいた。
 ゆっくりとした、山賊ペースで出発。クマさんも、歩くことを楽しんでいるよう。女人堂付近から、きれいに色づいた景色が目に飛び込んでくる。遠くには、妙高火打山が、かすんで見える。まさに秋晴れの気持ちのよい日差しの中、あまり汗もかかずに歩く。所々に、かわいい看板がでていて、「ここから苦しい登り」など、親切に?案内している。千本檜小屋前の、浅草という登りは結構な急登。長ーい鎖場を登ると、小屋や紅葉を身にまとった八つ峰が見えてきた。
 小屋前に荷物を置いて、少しでも八つ峰に登ってくることにする。八つ峰の左から二つ目の不動岳に登る。不動岳に立つと、目の前には、越後駒ヶ岳・中岳が、ますます迫力をまして迫ってくる。下の千本檜小屋前には、たくさんの人が、360度見渡せば、秋色の峰峰が輝いている。八つ峰の独特のこぶは、柔らかい礫岩が削られてできたそうだ。通りすがりの人が教えてくれた。
 小屋前の腰掛けをテーブルにして、いよいよ山賊の宴会が始まった。いろいろなごちそうが並ぶ。今回のメインは,yurikoさんの小鯛のみそ汁。いつもながら、山での温かいみそ汁はありがたい。kobayasiさんの奥さんお手製の、ゼンマイやニシンみそなどなど、贅沢な山賊会の宴会に、kobayasiさんとクマさんのお酒も進む。
 今年のはんばぎぬぎの計画もばっちりと立てた。今年は、あまりすっきりとした天気に恵まれなかったが、終わりよければで、気持ちのよい締めくくりの山行になった。
 下山後は、おみやげを買ったり、トミオカ美術館で八海山を眺めながらコーヒーを飲んだりと、秋の1日を心ゆくまで楽しんで帰路についた。
                              記録係 noriko
 
山賊の歌
 abeさんの歌

 修験者と笑いさざめく登山者と 
           包みこむよな 八つの峰は

 忸怩(じくじたる思いあるにはあるけれど
           山に癒され 人に癒され

 つつがなく終えし今年の山行が
         あればこそなり 次はどの山 



 norikoの歌

 八海の不動のこぶに登り立つ
            赤く染まりし駒ヶ岳見ゆ

 さわやかに 秋の日浴びて 山の宴 
           岩船直送 鯛のみそ汁

 太古には海底深く在りし岩
              今は紅葉に彩られおり

 登山者と紅葉でにぎわう檜小屋
           
色づき始めた木々の中をゆっくりと歩く 女人堂前 美しい草紅葉にうっとり
千本檜小屋と八つ峰が見えてきた こぶから望む千本檜小屋 色とりどりの紅葉
堂々とした越後駒ヶ岳 奇岩 夕日に輝く八海山 トミオカ美術館より

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