Mstuko Shigeru
1 行 程 平成23年8月16日 〜 8月25日
8月16日(火)
10:45 東京発(成田) KL862
14:10 アムステルダム着(スキポール空港) 乗り継ぎ 17:10発
18:30 チューリッヒ着
専用バス、カートレイン(ゴッペンシュタインーカンデルシュテーク)、タクシー、徒歩
23:00 ツエルマット ホテル「アルプフーベル」到着
ツェルマットにはガソリン車は入れないので、電車かタクシーに乗り換えて町に入る。今回は、カートレインにバスごと乗り、次にタクシーに乗り換え、ようやくホテルに着いた。 |
8月17日(水)
11:00 ツェルマットからゴンドラでシュヴァルツゼーに上がり、ハイキングスタート。
・・・シュタフェルアルプ(トイレ休憩)・・・16:30 シューンビュールヒュッテ着
本日は快晴、朝焼けのマッターホルンを見ようと、早起きしてホテルを出る。 徒歩3分の絶好のビュースポットには大勢の人がカメラを構えていた。今朝の景色を見ただけでもう元をとった気分。景色を堪能した後、昼食のサンドイッチをパン屋さんで買い込みホテルに戻る。 ツェルマットからゴンドラで上がった私たちを、おなじみの顔でマッターホルンが出迎えてくれた。この景色を見ながらハイキングができるとは、なんて幸せ! 北壁を左手に歩みを進めるにつれて、見慣れた姿からどっしりとした姿に変わっていく。エーデルワイスとマッターホルン、滝とマッターホルンなど撮影スポットも多い。花は終わりかけていたが、リンドウは今が盛りである。氷河が間近に迫ったところに立つ小さなヒュッテに到着。今まで見たことのないマッターホルン、ダンブランシュを見ながら飲んだビール(S−5CHF)が格別だった。 夕暮れにWさんのオカリナが、谷にこだました。夕食は、ボリュームがありすぎて、全部はとても食べ切れなかった。 |
8月18日(木)
8:00ヒュッテ出発・・・ツムット(昼食 レストラン イエーガー)・・・フーリ・・・
ゴンドラ ツェルマット着14:30 (荷物準備)
15:45 ツェルマットから地下ケーブルカーでスネガ、ゴンドラでブラウヘルト
・・・ステリゼー・・・17:00フルーアルプヒュッテ着
このマッターホルンの姿は見納めと思いながら歩いた。登頂している人が双眼鏡から確認できた。途中まで昨日の道を戻り、ツムットで昼食。ドリンクは、スイスではポピュラーなリベラという炭酸入りの清涼飲料水。とてもおいしい!! レストランそばの牧草地には、きれいなピンク色のサフランの花がたくさん自生していた。 ツェルマットに戻り、荷物の準備。山では水が1本5CHFもするので、スーパー(ミグロス)で、6本で4.80CHFの安い水を買いだめした。 ブラウヘルトにつくと、やや雲行きが怪しい。雨は降ってはいないが、マッターホルンから雲がとれない。ステリゼーの逆さマッターホルンもぱっとしないけれど昨日と今朝とあんなによく見えたんだから、それは贅沢というものだ。 ヒュッテでは、1人3CHFでシャワーが使えた。夕食は、とてもおいしくて山小屋の夕食とは思えないお料理であった。使用している食器類もかわいくて購入したかったが、荷物になるので私はあきらめた。 |
8月19日(金)
8:00ヒュッテ発・・・ ステリゼー ・・・ グリンジゼー ・・・ ライゼー
・・・ リッフェルアルプから電車でゴルナーグラード 11時45分着 (ランチ)
電車でローテンボーデン・・・リッフェルベルグから電車 ツェルマット15:00着
夜大雨になったがそれも止み、午前2時頃、月明かりのマッターホルンを撮ろうとSが起き出した。食堂にはこれから登りに行く人たちが準備をしている。 朝焼けの逆さマッターホルンに期待して、Wさん、Mさん、Sと私は早起きしてステリゼーまで出かけるが、期待通りとはいかなかった。朝食をすませ出発。今日もマッターホルンは雄大な姿を見せている。雲は相変わらず付いているが、それもまた、景色に趣を与えていると考えよう。ステリゼーを過ぎた頃、至近距離の岩の上に、寝そべっているマーモットをWTさんが発見!かなりの時間、私たちのモデルになってくれた。3つの湖に至る道は、変化に富んでいた。樹林帯では、野生のブルーベリーが実をつけていたので、みんなで少しずつ味見をした。 リッフェルアルプからは電車でゴルナグラードに向かった。車窓から、マッタホルンやモンテローザが美しい。大勢の観光客で賑わう展望台には、スイス各地の民族衣装を身につけた人たちが集まり演奏をしていた。フェスティバル?PR? ランチの後、電車で一駅降りてリッフェルゼーの逆さマッターホルンを見に行く。電車を降りると、大雨。止むのを待ってハイキングスタート。リッフェルベルグの駅には、さきほどの民族衣装の方々が同じ電車に乗るようであった。一緒に写真撮影をお願いしたり、記念のバッチを女子は1個ずついただいたりと思いがけない楽しいひとときであった。 ツェルマットに戻り、今晩は久々のホテル泊。夕食でのサプライズは、新婚旅行であるWさんご夫妻への、ツアーリーダーのYさん手作りのフォンダンショコラでのお祝い。ラズベリーの酸っぱさがチョコにマッチしたとてもおいしいケーキに一同大満足!! |
8月20日(土)
10:39ツェルマット発 電車でフイスプ、シュピーツ、インターラーケンオスト経由
ラウターブルンネン バス、ロープウエイを乗り継ぎ ズルワルト着14:10
ズルワルト発14:30・・・ロブホルンヒュッテ着16:10
今日の始まりは電車での移動。車窓の景色を眺めながらのゆっくりとした旅。スイスでは乗り換えの度に車掌さんの検札があるのでチケットは手元に置いておかなければならない。 ズルワルトにロープウエイで上がると、目の前には、アイガー、メンヒ、ユングフラウがはっきりくっきり見える。牧草地を抜けると、樹林に入る。トリカブトがきれいにたくさん咲いている。さらに開けた場所には、小川が流れ、庭園のようだ。足指の山容のロブホルンは不思議な形。気持ちよく歩き、ヒュッテに到着。ここは、ほんとに小さなヒュッテで家庭的。テラスではいつものように、ビールやワインを飲みながら、アイガー、メンヒ、ユングフラウを堪能する。グラスに写った山々が本当に美しい。夕方、W夫妻はオカリナの音色を響かせた。夕食も、外で頂いた。アルデンテのお米が美味しい。木イチゴやいろいろのベリーのデザートも美味!!大人の贅沢な時間とはこのことだと実感した。 |
8月21日(日)
8:00ヒュッテ出発・・・グリュッチアルプからロープウエイでラウターブルンネン
電車でクライネシャイデック経由ユングフラウヨッホ13:52着 (ランチ)
ユングフラウヨッホ15:30発 アイガーグレッシャー・・・クライネシャイデック
電車でラウターブルンネン、グリュッチアルプ経由ミューレン着18:51
ホテル ユングフラウ泊
ヒュッテを出発し、グリュッチアルプまでは3時間ほどのハイキングであった。 その後、午後の過ごし方は自由ということで、W夫妻、Oさん、S、私はユングフラウヨッホまで出かけることにした。スイスが初めてなら、トップオブヨーロッパははずせないので、2人で365CHFの交通費を奮発した。 ユングフラウヨッホは観光客で賑わっている。雪原に出ても寒くはない。前回は、ここにきたら別世界のような感激があったが、外も暖かくてなんだか肩すかし。このまま帰るのもなんなので、5人で、時刻表を見ながら作戦を練る。せっかくだから1駅分は歩こうと、アイガーグレッシャーの駅で降りた。目の前にアイガーが迫っている。クライネシャイデックまでの50分ほどのハイキングであったが5人が大満足。時間があれば、アイガートレイルもしてみたいと思った。 ミューレンの駅では、ツアーリーダーのYさんが出迎えてくれた。夕食はホテル近くのレストラン、本物っぽいラクレットが美味しかった。 |
8月22日(月)
8:25ホテル発 電車、ロープウエイでラウターブルンネン、電車に乗り換え
グリンデルワルト着10:10 (ランチなど買い物) バスで登山口 ランチ
12:00発・・・グレックシュタインヒュッテ着15:20
今日のハイキングは今までの中でも一番気をつかうコース。サポートにKさんが同行してくださることになった。バスを降りて早めのランチをすませ出発。右側が切り立った崖という細い道を慎重に歩く。ところどころに鎖があるので心配はないが、強風や雨のときは危険が伴うだろう。目の前の氷河はときどき崩れおちるときに大きな音をたてて私たちを驚かせる。年々氷河が後退しているとのこと。途中シュタインボックの角が飾られていたが、姿を見せてはくれなかった。 ヒュッテの目の前には氷河が荒々しくせまっていた。大きくて立派な造りの気持ちの良いヒュッテであった。装飾品や建設当時の写真から、長い歴史を感じさせられた。 |
8月23日(火)
8:00ヒュッテ出発・・・バス停10:30 バスでグローセシャイデックへ
グローセシャイデック発11:10 ・・・フィルスト12:30(ランチ)
ゴンドラでグリンデルワルト・・・ホテル着14:15 レジデンス泊
ヒュッテからの帰り道で、マーモットと子どもノシュタインボックが姿を見せてくれた。 グローセシャイデックからフィルストまではなだらかな牧草地で、ベッターホルンやアイガーなどの山々を楽しみ、また草を食む牛に注意しながら歩いた。空腹と暑さで後半はばて気味であった。レストランのテラスは日差しが強かった。サラダを美味しく頂いた。 夜は、Kさんも交えてイタリアンの夕食。パスタ、ピザでお腹がいっぱい!! |
8月24日(水)〜25日(木)
6:55ホテル発 チューリッヒ スキポール空港 成田着12:00
チューリッヒ空港では、トランクが重量オーバーで、荷物を入れ直した。 スターバックでラテを飲んだが、日本のトールサイズが1番小さいサイズであった。 スキポール空港では機体が故障のため、出発が3時間遅れた。 |
5 山行写真
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KLMの機内食 |
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かわいい紙コップ |
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ツェルマットの朝 |
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教会とマッターホルン |
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シュヴァルツゼーに上がると |
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ハイキングスタート |
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ゲンティアナ・ラモーサは真っ盛り |
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レストランで休憩 |
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ゲンティアナ・キリアータ? |
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エーデルワイスとマッターホルン |
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カルリナ・アカウリス |
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滝とマッターホルン |
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シューンビュールヒュッテまで1時間20分 |
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至るところに群生している |
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みんなで |
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日差しがまぶしい |
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テラスで。後はマッターホルン |
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朝焼けのマッターホルン |
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ヒュッテとさよなら |
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サフラン |
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フルーアルプヒュッテに向かう |
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マッターホルンに雲がかかってきた |
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ヒュッテの食事はどれも美味 |
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深夜のマッターホルン |
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早朝のステリゼー |
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ハイキングスタート |
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シュピンヴェブ・ハウスブルツ |
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カンパヌラ |
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ステリゼーの逆さマッターホルン |
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マーモットとマッターホルン |
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グリンジゼーで |
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エピロビュウム・アングスティフォリウム |
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ライゼー |
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カンパヌーラ |
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ゴルナグラード |
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モンテローザ 新しくなったヒュッテも確認できる |
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羊とマッターホルンと私 |
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リッフェルブルグの駅が見えた |
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スイスの方々と記念写真 |
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トゥーン湖 |
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ラウターブルンネン |
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ズルワルトからベルナーオーバーラントの山々 |
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タウベンクロプフ・ライムクラウト |
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アストランティア・マヨル |
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ベルク・フロッケンブルーメ |
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トリカブト |
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アイガー |
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メンヒ |
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ユングフラウ |
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ロブホルンヒュッテが見えた |
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テラスで ビールで乾杯 |
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ワイングラスのユングフラウ |
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朝焼けのロブホルン |
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朝食もおいしい |
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ユングフラウヨッホの雪原 |
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アイガーグレッシャーの駅 |
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雄大な景色をバックに |
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足取りも軽い |
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スイスの名物料理「ラクレット」 |
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ミューレンのホテル「ユングフラウ」 |
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これからグレックシュタインヒュッテに向かう |
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道は切り立った岩肌につけられている |
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氷河が間近に迫っている |
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グレックシュタインヒュッテ |
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フィルストに向かう |
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ウメバチソウ? |
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春一番に咲くリンドウ |
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エリカも至るところで真っ盛り |
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牛はスイスに欠かせない |
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美味しいサラダ15CHF |
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グリンデルワルトのホテルで旅の最後に |