平標山・仙ノ倉山(2026m)

1 期 日   2015年5月30日(日) 

2 参加者   Noriko. Yoshimi  2名

3 日 程

 車   村上4:30−湯沢・平標山駐車場6:55 駐車料金600円
 上り 平標山駐車場7:00−登山口7:05−<松手山コース>鉄塔8:10−松手山8:50−平標山10:15〜10:30−仙ノ倉山11:20
 下り 仙ノ倉山11:50−平標山12:30−平標山の家13:00−林道終点13:45−駐車場14:40  上り 4時間20分 下り 2時間50分
 「宿場の湯」 600円

4 山行経過
 ヤマレコを見て「花の山 平標山」が気になっていた。8月始めはシモツケソウの群生が見られるという。今年は花が早いので今頃は・・・と、またヤマレコをのぞくとハクサンイチゲの写真が目にとまった。yosimiの足慣らしにもと出かけることにした。
 山賊では2回登ったがどちらも平元新道コースだったので、今回は松手山コースを歩いた。はじめから急登だが、鉄塔まで来ると展望が開け向かいの苗場山が大きく見えてくる。そこからは松手山、そして平標山と目指す山の稜線を見ながら気持ちよくあるくことができた。天気は曇り予報が外れ「快晴」。立ち止まって涼しい風に吹かれながら遠くの山を望んでいると幸せな気分になった。平標山手前の稜線でハクサンイチゲが咲き始めていた。今年初めての出会いだ。山頂前が少しきつかったが3時間10分で平標山に登頂した。
 ここからいったん下ってから仙ノ倉山に登り返す。この斜面がお花畑だった。まだ小さいが、ミヤマキンバイ、ハクサンコザクラ、ハクサンイチゲが混じって咲いている。「今年は天気続きで雨が少ないから株が小さいのかな」もう1週間もすれば見頃だろうか。仙ノ倉山頂が近づくと、遠くの山々が見えてくる。そして、シャクナゲやミネザクラが満開だ。平標山から50分で仙ノ倉山頂に到着した。
 山頂からは360度の展望だ。谷川連峰の山並み、尾瀬の山、巻機山、苗場山、浅間山・・・、展望盤を見て確かめる。ここでお昼を食べ、また花と展望を楽しみながら平標山へ戻った
 下りは、平元新道を使う。階段が続き長い林道歩きで単調だが何も考えずに歩くことができた。
 ちょっと遠いが、飯豊に行かなくてもハクサンイチゲに出会えるいい山だと思う。また違う時期に訪れてみたい山だ。   noriko   

5 山行写真

国道17号線湯沢町元橋にある、平標山駐車場1日600円
水洗トイレ完備、駐車場は朝7時、半分くらい車で埋まっていた
登山届けをポストに出す
一度道路に出て、標識に従って進む
松手山コースの登山口
最初から急登だ。低い階段を上る
上りはじめはゆっくりと、振り返ると苗場山がきれいだ
一度平坦になる、鉄塔までおよそ1時間
アカモノ
まだスミレが咲いていた
鉄塔に到着
かぐらスキー場も見える
苗場山2145m、右に神楽ヶ峰2029m
左手に苗場スキー場、ホテルも見える
ベニサラサドウダン
高圧電流線が続く、国境の山の象徴だ
マイヅルソウ
左の峰が松手山、右奥の峰を上り、平標山に向かう
キジムシロ
松手山山頂
意外にここからが長い、右奥が平標山
苗場山もくっきり、南方の山もよく見えた
ヤシオツツジ
オウレン
眺めのいい稜線歩きが続く
イワカガミ
シラネアオイ
目の前の峰をめざす、しかし、山頂ではない
大勢の人が登っている
シャクナゲ、今年は少ないような気がしていたが
気温はさほど上がらず、気持ちよく歩くことができる
木の階段を上る
ヨツバシオガマ
苗場山全体を見ることができた
最後の稜線、あの先が山頂だ
ここでハクサンイチゲに遭遇、今年も会えました
 
 咲いたばかりで初々しい  noriko撮影
 
背が低いようだが、風も強いのだろう   noriko撮影
 
まだまだこれから花は増えそうだ  noriko撮影
青空とお花畑
もうすぐ山頂
この辺りはシャクナゲが多い
歩いてきた稜線を振り返る
青空がきれいだ
平標山登頂、眺めが素晴らしい
南の平標山の家経由平元新道
小屋が見えた、前回の長い階段歩きを思い出す
この先が谷川連峰最高峰、仙ノ倉山2026m
苗場山の後ろに北アルプス、白馬岳
茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳オキノ耳、トマノ耳、背後に尾瀬燧岳と至仏山
左が岩原スキー場、中央奥が六日町の坂戸山
平標山から南に浅間山(背後の左)
仙ノ倉山への稜線、お花畑の始まり
 
雪渓とシャクナゲ  noriko撮影
草原にはたくさんの花が咲き始めていた、ハクサンイチゲとミヤマキンバイ
ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ
きれいな色だ
 
今咲かんとするハクサンイチゲ   noriko撮影
ミヤマキンバイ
チングルマ発見
シャクナゲも多い、今が最盛期か
ピンクも可愛い
 
 のどかな稜線 ミネザクラ満開  noriko撮影
仙ノ倉山に近づくと、南側の谷を見下ろすことができた
もうすぐ仙ノ倉山だ
登頂しました
仙ノ倉山からの眺望 東方向(眺望ソフトカシミールによる)
中央手前が万太郎山、後ろに谷川岳連峰、右奥が日光白根、男体山
仙ノ倉山からの眺望 北東方向(眺望ソフトカシミールによる)
右手の稜線を進むと左手の万太郎山へ、憧れの縦走路
左に平標山、奥に苗場山
仙ノ倉山からの眺望 西方向(眺望ソフトカシミールによる)
平標山へ戻る、苗場山の稜線
シャクナゲが続く
お花畑をまた通って
平標山山頂、さっきより大勢の人が休んでいるようだ
平元新道コースを下る
木道が長い、唯一雪を踏んだ
タテヤマリンドウ
仙ノ倉山
登山道を振り仰ぐ
この辺りにもシャクナゲが群生
平標山の家が見えてきた
もう少し
イワウチワの葉
ショウジョウバカマ
平標山の家のテント場
到着、無料の清水が冷たくて美味しい
林道につながる山道も低い階段がついていた
ひたすら下る、ほぼコースタイム通り
林道の終点
ここから林道歩き
途中、鉄塔や松手山が見えた
林道入口ゲート
林道から川に沿った道に入った、林道に平行している
駐車場わきの道に出た
平標山駐車場に到着、すでに車は半分くらい