大石山(1562m)山行

1 期 日   2012年6月30日(土) 

2 参加者  Shizue,Toshiei,Noriko.Yamada,Mutsuko  5名

3 日 程
 上り 足の松登山口6:55(先発隊6:20)−姫子の峰7:40−滝見場8:35−水場分岐9:15−イチジ峰9:50−西の峰10:50−大石山山頂11:00
     上り 4時間5分(先発隊4時間40分)     山頂付近お花見散策・昼食11:00−下山開始12:30

 下り 山頂12:30−イチジ峰13:00−水場分岐13:20−滝見場14:05−姫子の峰15:00−登山口16:00  下り 3時間30分

4 山行経過
 4時55分Mutsukoさん宅、5時45分奥胎内ヒュッテ到着。しかし、もうすでに大勢の人がタクシーを待っていた。今日はタクシー輸送開始の日で、山開きのようなものだからだろう。もうすでにタクシーはピストン輸送を始めていたが、多すぎていつになったら乗れるか分からないようだった。そこへ胎内市登山口開設50周年記念登山のマイクロバスが来た。お願いをして奥胎内ダムの入り口まで乗せてもらうことになった。その数30名弱、20分歩いて足の松登山口に着いた。この混み方は、過去最高のことのようだ。
 御用平を抜け、足の松の急登を順調に登っていった。岩場を越え、姫の峰をすぎ、滝見場・英二の峰に1時間40分で着いたときに、足の不調を感じたメンバーが出て一人下ることになった。賢明な判断だった。登り始めて30分くらいでその日の体調が分かるといわれている。ここできちんと判断できるのが自立した登山者だろう。
 水場分岐で先発隊と合流した。中条山ノ会が今日の記念登山を運営していた。会の中にメンバーの知人がいたこともあり、一緒に登ることになった。心強いことだ。水場分岐の上の急登、イチジ峰からの高度差300mの急登がきつかった。長い登山道の上に急登が後半にくる。前半がんばりすぎるとますます後半がきつくなるのだ。
 何とか11時に大石山に登頂した。ほぼ予定通りに登ることができた。残念だったのはハクサンイチゲの群生はすっかり終わっていた。しかし、ヒメサユリが全盛を迎えていた。ハクサンチドリもたくさん咲いていた。ニッコウキスゲの花芽もたくさん伸びていた。2週間後には大群生になることだろう。
 12:30下山にかかった。急登があり、岩場、木の根の多い道を下るのは、心配だった。疲れも出てくる。急がず、落ち着いて歩いた。上りよりも時間のかかったところもあったが、長さに負けずに、無事登山口に着いた。ちょうどタクシーが待っていてくれてすぐに奥胎内ヒュッテに着いた。
 みんなで飯豊を日帰りするという目標を達成して、満足できた。稜線の大群生のお花畑を見るのは、次回に残しておこう。

5 山行写真

奥胎内ヒュッテ、タクシーのピストン輸送は始まっていたが、30人以上の人が並んでいた。
市のバスがサービスしてくれて、ダム入り口まで30人ほどをのせてくれた
狭い土の林道を20分歩いて、足の松登山口に着いた
計画より遅れているが、いよいよ登り始める
御用平、ブナが大きい
すぐの急登、木の根が多い
ヤセ尾根では、岩を越えていくしかない
45分ほどで姫子の峰
好い天気なので日陰で休む
山頂が見える、右が大石山、左奥が鉾立
岩場は3箇所ほどある
滝見場で中条山ノ会のKameyamaさんとお話ができた、毎日のように登っていらっしゃるようだ
雪が残っているところもあった、
水場分岐で先発隊に合流、その上の急登のブナ林
イチジの峰、この先から山頂へ高度差300mの急登が始まる
二王子岳と同じくらいの高度になってきた
鉾立も近づいてきた
ヒメサユリに出会い、歓声
小ぶりだが、たくさん咲いている
 大した数だねえ
 
 登山道をふり返る、沢山の人が登ってくる
 
 アカモノ
 
 地神山、門内岳方面、飯豊の山並みだ
 
 西の峰、この手前が辛かった
 
 ヒメサユリの蕾もたくさんあった、まだまだ咲きそうだ
 
 11:00大石山登頂
 
鉾立の鞍部に向かって少し下る
 
 ウラジロヨウラク
 
ミヤマダイコンソウと二王子岳 
 
 ハクサンチドリ
 
 ミヤマカラマツ
 
ウズラバハクサンチドリ 
 
ツマトリソウ 
 
 地神山、草原のハクサンイチゲは終わっていた
 
 頼母木小屋に続く登山道
 
 ハクサンチドリ
 
 ミヤマキンバイ
 
 大石山、下山開始
 
やはり、ヒメサユリがきれいだ 
 
思わず写真を撮る 
 
鉾立とヒメサユリ 
 
 長い下りが続く、疲れもピークに
 
姫子の峰 
 
 御用平への最後の下り
 
 16:00お疲れ様でした