飯豊連峰三国岳(1644m)山行

1 期 日   2013年7月6日(土) 

2 参加者  Toshiei.Yoshimi  2名

3 日 程
  車  関川村どーむ駐車場6:00-飯豊トンネル7:05
  山行 飯豊トンネル・葡萄沢口7:15-川入切合7:45-五段山分岐8:25-牛ヶ岩山9:05-地蔵山分岐10:05-三国岳11:00  上り 3時間45分
      三国岳12:10-地蔵山分岐12:55-牛ヶ岩山-五段山分岐14:00-川入切合14:35-飯豊トンネル14:55         下り 2時間45分

4 山行経過
 6月中旬に飯豊トンネルができて、福島県山都町川入がとても近くなった。さらに、飯豊トンネル入口の葡萄沢口から三国岳に登ると登りやすいのではないかと、考えた。葡萄沢口は標高が830mで三国岳との標高差は800mほどである。確かに距離は長いが、標高差が少ない分登りやすいのではと考えた。ともあれ村上から2時間足らずで登山口に着けるのがうれしい。初めての川入側からの飯豊山行になった。
 トンネルから五段山までは上りが続き、一部急登もあった。しかし、1時間と少しですんでしまった。そこからは稜線歩きだった。ぬかるんだところが多いが、平坦で歩きやすい。歩く人が少ないせいか、マイズルソウが道の両脇から繁殖していて道を覆い尽くそうとしているところもあった。また、途中に湿原があってミズバショウやヒメサユリ、チングルマを見ることができた。
 地蔵山の分岐を過ぎると、三国岳が迫り、右には七森が続き、険しい岩稜が見える。そしてその下には切れ込んだ谷が口を開けている。また花もヒメサユリなど、今までと違うものが出てきた。いよいよ剣ヶ峰だった。両側が切り落ちて岩の馬の背を登るようだった。どう登るか迷うところもある。しっかりと見定めて登る必要がある。緊張しながらようやく上り終えると三国小屋だった。ハクサンチドリとニッコウキスゲが迎えてくれた。
 日帰りの軽身だったので速く歩くことができたが、泊まりの荷物を背負うともっと時間はかかるだろう。それにしても、急登が短いのはありがたかった。このコースで飯豊本山を目指す人が増えていくだろう。  

5 山行写真

飯豊トンネル駐車場、隣は宮城からの青年、小国から1時間かかっていない
葡萄沢登山口、すぐ沢がある
トンネルの上・川入切合まで40分とある
直登とジグザグな登山道が続く
稜線に上がる
五段山へ上りが続く
 
ギンリョウソウがたくさん 
 
ギンリョウソウも群生? 
磐梯山が見えた
ユキザサ
五段山の分岐、思ったより早く着いた
途中残雪があった
マイヅルソウが道を埋め尽くす
マイヅルソウ
ツマトリソウ
アカモノ
アカモノ 
 
 ウラジロヨウラク
 
 ヒメサユリとチングルマが咲いていた
 
 ヒメサユリ
 
残っていた チングルマ
 
チングルマの群生、もう少し早い時期に見たかった
 
 稜線の池
 
 マイヅルソウの群生
 
三国小屋から本山への稜線が見えてきた 
 
 三国小屋、剣ヶ峰も見える
 
 右が七森
 
 歩きやすい道だ
 
 マイヅルソウとアカモノ
 
 ミツバオウレン
 
 地蔵山の分岐
 
分岐の標示 
 
 ミズバショウ
 
近くなった剣ヶ峰 
 
 ショウジョウバカマ
 
 ミヤマキンバイ
 
 シラネアオイ
 
 ヒメサユリの群生
 
飯豊のヒメサユリは大きい 
 
 地蔵山、牛ヶ岩山の稜線をふり返る
 
 
 ヒメサユリが続く
 
 ゴゼンタチバナ
 
七森の稜線 
 
 剣ヶ峰に挑みます
 
 先行者が数名見える
 
 剣ヶ峰の岩稜
 
来た道も岩稜が続く 
 
 右上の白いところがキャンプ場
 
 段差の大きい岩が続く
 
剣ヶ峰の標柱
 
 両手を使って岩を乗り越えていく
 
 剣ヶ峰の上部
 
 剣ヶ峰の下部
 
 勇猛に登っていく
 
ハクサンチドリ 
 
 三国小屋に到着
 
 ミヤマキンポウゲ
 
疣岩山方面、なだらかな稜線だ 
 
 小屋の前で記念写真
 
 三国小屋から七森への登山道、奥が種蒔山 
 
 三国小屋の二階、新しくきれいだ
 
 一階もきれいだ
 
 ニッコウキスゲ
 
 ニッコウキスゲ
 
 山頂にもヒメサユリ
 
 コバイケイソウ
 
 剣ヶ峰を戻る
 
 慎重に下る、雨はまだ降っていなかった
 
 岩稜は長い
 
 チングルマの綿毛
 
地蔵山を過ぎて激しい雨にあった 
 
 マイヅルソウの群生
 
 ダケカンバ
 
 ミズバショウが登山道の真ん中に生えていた
 
 川入切合
 
駐車場に戻る 
 
 福島県山都町川入の林道入口
 
 山中のりっぱな鉄橋
 
 福島県側の飯豊トンネル入口、全行程2車線