1 期 日 2007年9月29日(土)30日(日)
2 参加者 Kobayasi,Shizue,Toshiei,Yumiko,Mustuko,Noriko,Yoshimi 7名
3 日 程
9月29日
車 村上8:00ー泡滝ダム駐車場10:45
上り 泡鉾立登山口11:00ー昼食休憩15分−冷水沢吊り橋12:18−七ツ滝沢吊り橋12:45ー大鳥小屋14:15 3時間15分
9月30日
上り 直登コース
大鳥小屋4:30−東沢5:10ー朝食休憩10分−7:45以東小屋8:05−以東岳山頂8:15 3時間45分
下り オツボコース
山頂8:15ー大鳥小屋11:35 3時間20分
大鳥小屋12:55ー七ツ滝沢吊り橋14:10ー冷水沢吊り橋14:50−泡滝ダム登山口15:50 2時間55分
車 泡滝ダム駐車場16:00ー村上18:30
4 山行記録
大鳥小屋(タキタロウ山荘)は、屋内トイレの水洗化改修中で何人かの工事の方が入っていた。工事の人たちが小屋に泊まらず帰ったので、私たちは広々と1階スペースを使ってよいことになった。まだ3時だよ、早いんじゃない、等と言いながらも、自然に夕食の準備が始まってしまう。夕食は、イモ煮とうどん。ToshieiさんとShizueさんが共同で準備してくれた材料を鍋に入れながらイモ煮の開始となるが、ベテラン主婦たちの姦しい煮方談議には新人主夫たちは口を挟む余地もない程であった。
Shizueさんが「むっちゃん、忘れずに持ってきたよ。」という七味唐辛子まであり、アツアツのイモ煮で体の中から暖まることができた。更にうどん入りイモ煮でお腹は満腹。
翌朝は、4時に起床。Toshieiさんを留守部隊に、4時半、まだ暗い中をヘッドランプをつけて出発。大鳥池の水位が低いとはいえ、池ポチャしないように慎重に足を運ぶ。石がごろごろの東沢は全く水がなく、向こう岸に容易に渡る。この頃、ようやく空が白んでくる。10分程歩くと急登が始まる。全く紅葉の兆しも見られない木々の間の急坂を、「今年はずーっと暑かったから紅葉はどっこでも期待できないかもね。」等と言いながら、よいペースで登る。雲もなくいつになくすっきりくっきりと遠くの山々も見えていて、今日こそ大朝日岳も見えるぞ!と思っていたのに以東小屋近くでたちまちのうちにガスがかかってくる。小屋で、“来年の夏季管理人募集”のポスターを見たりしてしばらく休憩。以東岳山頂でもやはり展望は利かず。しかし何と私たちの期待は裏切られなかったのである。山頂付近だけ紅葉が始まっていたのである。冷たい風にまだ晒されないきれいな赤や朱の色に思わず「ワー、きれい」の声が…。更にラッキー!何とガスも晴れたのである。朝日連峰の主峰大朝日岳、そこに続く稜線、登山道や狐穴小屋まで見える。月山はもちろん、鳥海山、飯豊連峰、蔵王連峰。少し近くには鷲が巣や光兎。海岸線やその近くの市街まではっきりと見える。空に浮かぶかのような粟島も発見して感激!
オツボコースの下山道は、景色を堪能しながら満ち足りた気持ちで歩く。ハクサンイチゲやチングルマの残花には気候のせいか?などと少しびっくりもしたが、秋の花のリンドウの鮮やかな青紫色には感嘆の声をあげ、一路、Toshieiさんの待つ大鳥小屋へ歩を進める。大鳥小屋前のベンチで昼食。餅入りラーメンにゆで卵とソーセージのトッピング。豪華ラーメンの何とおいしかったこと。お腹と足の満腹感から「帰りたくないね。このままここで横になりたいね。泊まりたいね。」などと言いながらも、大鳥小屋を後にした。 (Yumiko)
5 山行写真
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冷水沢吊り橋 | 七ツ滝沢吊り橋 |
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大鳥小屋、水洗トイレの改修工事中 | 早くも宴会が始まる |
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主婦らが腕を競う | 直登コース、急登を行く |
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急登の上の草原、草紅葉はまだ早かった | 以東小屋が見えてきた、ガスがかかってきた |
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イワイチョウの黄葉 | 寒くて以東小屋で休む、小屋番募集があった |
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ガスの中、山頂で記念撮影 | 山頂は紅葉だった |
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去年、Toshieiさんが映っていたところ | 紅葉の中で遊ぶ |
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月山、鳥海山も紅葉の向こうに浮かぶ | 朝日連峰の稜線 |
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大朝日岳もわかった | 紅葉の中を行く |
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裏から見た鷲ヶ巣山 | オヤマノリンドウ |
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朝日連峰を見渡す |