紅葉の八海山八ッ峰岩稜コース

1 期 日  平成23年10月10日(月)
2 参 加  SHIGERU  ABE
3 行 程
  村上 6:00――六日町インター――八海山ロープウエー山麓駅発8:40
   山頂駅発 9:00・・・女人堂 9:50〜10:00・・・千本檜小屋10:45〜11:00・・
  ・不動岳・・七曜岳・・白川岳・・釈迦岳・・
摩利支岳・・剣ヶ峰・・大日岳山頂12:20〜12:45・
  ・剣ヶ峰・・
摩利支岳・・迂回コース・・千本檜小屋13:50〜14:15・・女人堂14:55〜15:00・
  ・・ロープウエー山頂駅15:40――入浴
――村上着 20:00

4 感 想
 今回はSHIGERUの希望で、八ッ峰の岩稜コースで大日岳を目指すことにした。7月末の豪雨で登山道は荒れ、山麓駅から山頂までのトレッキングコースと大日岳から先の迂回路は通行止めであった。そのため、大日岳の山頂に上がった後下山は、また摩利支岳まで岩稜を通ってから迂回路を行くこととなる。
 三連休と全山紅葉の時期にあたり、観光客、登山者でロープウエーは賑わっていた。

 女人堂、千本檜小屋まで快調に進む。紅葉が素晴らしい。一休みして、まずは不動岳へ。見事な景観であるが、先の峰を見ると不安と緊張が高まる。
 どこから下ればいいのかと躊躇するが、断崖に取り付いている鎖しか見当たらない。ここまできたら下るしかない。鎖にしがみつかず、足場を確保することに注意して必死に慎重に下る。下ったと思ったら、また鎖が取り付いた岩を登る。SHIGERUは、「わくわくする!」と、この状況を楽しんでいるが、私は緊張して景観を楽しむどころではない。
 これを繰り返し、摩利支岳まで来ると、鎖場は登り下りの登山者のラッシュで通過に時間がかかった。足の疲れもピークに達し、ようやく大日岳の頂上に上がった。岩と紅葉と360度のパノラマをしばし楽しむ。
 次は下山。上がったら下るしかない。脇目もふらず摩利支岳まで下り、迂回路を行く。しかし迂回路とはいえ、何カ所か鎖場があり、これが初心者の迂回路?と思うほど。紅葉を楽しみながらも、千本檜小屋が見えたときはほっとした。小屋では、ラーメンとみそ汁で休憩した。今夜は泊まるという人たちがゆったりとお茶を楽しんでいたが、私たちは先を急いだ。
 ロープウエーの山麓駅では、登山者にきのこ汁が振る舞われ、おまけに抽選会まであり、温泉の素が当たった。スリル満点の山行で、大満足のSHIGERUであった。帰りはさくり温泉健康館(入浴料370円)で汗を流し帰宅した。

5 山行写真

通行止めの箇所がある登山路
ロープウエー山頂駅を出発
紅葉の中を歩く
女人堂にて後ろは薬師岳
7合目から女人堂を望む
祓川の上の草紅葉
薬師岳山頂
千本檜小屋を望む
檜小屋から薬師岳
これから不動岳へ
越後駒と中ノ岳
不動岳より檜小屋方面
紅葉真っ盛り
不動岳山頂
 
 
 
 七曜岳へ向かう
 
七曜岳から見た不動岳 
 
 
 
 鎖場を降りる
 
 
ようやく白河岳という標識の釈迦岳 
 
 
 
 
緊張の下り 
 
 
 
 
 
 
 
ここを下りると迂回路との分岐  
 
 
 
 岩場を登っていく登山者
 
 
 
 
ようやく大日岳山頂 
 
 入道岳と中ノ岳
 
越後駒 
 
 
 
 山頂の紅葉も見頃
 
 
 通行止めでまたここを下る
 
 
 
 
 ようやく分岐が見えた
 
迂回路から大日岳方面を眺める 
 
 月の池
 
迂回路の紅葉
 
 
 
 
 
 ようやく奇岩が見えた 
 
小屋が見えて緊張がゆるむ 
 
帰り道、小屋を振り返る 
 
 
 温泉の素ときのこ汁
 
山麓駅から八ッ峰 
 
 無事登山を終えて万歳!