権現堂山(998m)山行記録

1 日時 2004年5月15日

2 参加者 atuko・masasi・sizue・tosiei・tatesima・abe・yuriko・yosimi・noriko 計9名

3 山行タイム
 車の移動  塩谷5:00・・・栄PA6:25・・・戸隠神社駐車場着7:15
 山行上り 戸隠神社登山口発7:30・・・3合目8:00・・・670m8:45
        7合目9:10・・・弥三郎清水9:15・・・下権現堂山頂9:50
                               (2時間20分)
        下権現堂山発10:05・・・9合目11:20・・・上権現堂山頂11:45
                              (計4時間15分)
 山行下り 上権現堂山発13:05・・・中越コース分岐13:45・・・戸隠神社着15;40
                              (計2時間35分)

4 山行記録
 今日1日だけの晴れの予報に、期待に胸をふくらませ、9人で出発する。高速で走っていると、豊栄あたりから、守門岳と思われる白い山並みが見えてきて、ますます期待が高まる。川口からは越後三山がきれいに見えて、「あれが、は・な・こ」だねと山の名前を確認しながら行く。
 いつも間違う道で、また間違ったが、無事に戸隠神社に着く。(広神村方面へは、七日市で右折)
 戸隠神社の階段を上りいよいよ登山道へ。このあたりでワラビを見つけtosieiさんが歩きながら採る。みんなも、つい、いいワラビを見つけて教えてしまう。ツツジがきれいに咲いていた。
 3合目を過ぎた頃から、ふり返るとふもとの村と、雄大な越後三山がくっきりと見える。遠くにもたくさん白い山が見えてきた。あれは苗場山?あれは妙高火打山?あれは、米山?にしておこうと、山の同定をしながら、楽しく登る。弥三郎清水は、大きな岩の下から水が湧いていて、冷たくおいしかった。
 下権現堂山に到着する。山頂には、360度のすばらしい展望が待っていた。
左手には、今まで姿が見えなかった、守門岳、浅草岳が目の前に現れ、、弥彦・角田山のむこうには、佐渡の山並みが霞んでいる。右手には、越後三山を始め、巻機山、荒沢岳、平ヶ岳、苗場山など上越の山々が手に取るように分かる。権現堂山の展望のすばらしさは、天下一品だ。
 少し休憩して、上権現に向かう。上権現は目の前だが、まず一気に100mくらい下り、また、小さなピークを越えながら歩くので、けっこう長く感じた。中越の分岐に、大きな荷物が置いてあった。ゼンマイ採りの人が置いたものだった。このあたりには、たくさんゼンマイがとれるそうだ。最後の上りはきつく、ゆっくり上った。
 山頂は藪があって、守門方面はよく見えるが、あまり展望はよくなかった。
 暑いが山頂で宴会にする。ぎす団子のみそ汁とウドのみそ汁、それにお汁粉等々、たくさんのごちそうに満腹となる。tosieiさんから〆張りをいただき、yosimiがほろ酔い気分でますますにぎやかになった。kobayasiさんから、元気な電話が入り一安心。夏合宿の計画も話し合われ、宴会時間は短めだったが、予定通り1時に下山を開始した。これ以上長くなると大変だ。
 下りは、中越コースを行く。分岐まで日に照らされ、暑い中を歩く。分岐からは、新緑のブナ林の中や、残雪、沢沿いなど、変化に富んだ道となる。雪解けの遅いところには、カタクリの花や、サンカヨウが咲いていた。沢から離れて、まだかまだかと思いながら歩く。ここから結構長くて、疲れが出てくる。木の根につまずいたり、滑ったりした。下りは気を使って疲れる。長い下りが終わり神社にでてほっとした。弥三郎ばさの伝説が書いてあった。気の毒なおばあさんなんだと思う。
 去年雨で流れた、権現堂山。気になっていた山に登ることができて本当によかった。また、すばらしい天気に恵まれ、これまで登った山々を眺めることができて満足だった。下越方面にはあまりなじみのない山だが、すばらしい展望の山として記憶にとどめておきたいと思った。noriko

下権現堂山より南方面、妙高、火打、米山、角田も見えた。
中央は苗場山、湯沢方面 守門岳、左に粟ヶ岳も見えた
鞍部から見た上権現堂山 上権現堂山手前の雪渓
上権現堂山山頂 戸隠神社駐車場
満開のタムシバ イカリソウ