ニッコウキスゲ満開、えぶり差岳 1636m

yamada yoshimi

1 期 日   2008年7月20日(日)

2 日 程
タクシー 奥胎内ヒュッテ6:20−足の松尾根登山口6:40
上り  登山口6:45−姫子の峰7:20−水場8:35−大石分岐9:45−鉾立峰10:30−えぶり差岳11:10
       4時間25分
縦走  えぶり差岳11:45−鉾立峰12:10−大石分岐12:45−頼母木小屋13:25
       1時間40分
下り  頼母木小屋13:40−大石分岐14:05−水場14:50−姫子の峰15:55−登山口16:30
       2時間50分

3 山行経過
 20日足の松尾根からえぶり差岳に登りました。朝、ヒュッテからタクシーに乗った人は39人だったそうです。たくさんの人が登っていました。足の松尾根は最初アップダウンがあり、岩場もありました。まさしく名前の通り木の根が多い、ヤセ尾根でした。後半は急登もあり、長い上りでした。しだいに二ッ峰、鉾立峰、頼母木小屋が見えてきます。おやっと思うと大石分岐に出ました。順調に来たので少し休んで鉾立に向かいました。するとニッコウキスゲの群生に出会いました。大きな群生でうれしくなりました。進んでいくとさらに群生がありました。鉾立への上り返しはきつかったです。何とか乗り越え、えぶり差し岳をめざしました。すると、山頂直下の小屋の回りが黄色いのです。近づくとそれは全てニッコウキスゲでした。
 大石分岐に戻ると、時間に余裕があったので頼母木小屋をめざしました。山賊会の伝説の場所です。有名な冷たい水も飲んでみたかったからです。分岐を少し行くとヒメサユリに逢いました。ラッキーでした。今年はもう無理だと思っていたのでうれしかったです。小屋までの途中もニッコウキスゲなど花がたくさんありました。頼母木小屋では冷たい水を頭からかぶり生き返りました。小屋から眺めた地神山への道はなだらかでした。この次は歩きたいものだと思いながら帰ってきました。
 6月中旬ころ、えぶり差岳はハクサンイチゲの群生がすばらしかったそうですが、7月下旬のニッコウキスゲもすばらしいです。花の山ですね。

4 山行写真

足の松尾根の登山口、タクシーで20分 ヤセ尾根の途中に数カ所岩場がある
尾根の中ほどから右手に二ッ峰が見えてきた 左手前方に鉾立峰が見えてきた
1400m付近から尾根を見上げる、もう少しだ 足の松尾根をふり返る、中央の白い橋が登山口
右手に頼母木小屋と地神山が見えた 大石分岐からえぶり差岳を望む
鉾立峰下から大石山をふり返る 鉾立峰からえぶり差岳を見る
えぶり差岳下から鉾立峰を見上げる ニッコウキスゲ群生と鉾立峰に連なるアゴク峰
いよいよ、えぶり差岳だ、草原全体が黄色い 満開のニッコウキスゲの大群落
ニッコウキスゲ乱舞 山頂から小屋を見下ろす
山頂にて、ガスが出て遠望はできず 大石分岐、ここで宴会をする人もいる
大石山付近からえぶり差岳、こちらも花が多い 頼母木小屋へは上り返す、右奥地神山
頼母木小屋の冷たい水、生き返った 小屋の前でくつろぐ人々

5 花の写真

ニッコウキスゲ ハクサンフウロとアザミ
ハクサンフウロ イブキトラノオ
マツムシソウ コウゾリナ
ヒメサユリ 大石山のお花畑
イブキジャコウソウ ヨツバシオガマ
ハクサンイチゲ ヨツバヒヨドリ