秋の大朝日岳(1,870M)

Mtsuko,Shigeru

1 期 日 2006年10月1日(日)〜10月2日(月)

2 行 程
1日(日)
車  村上発3:17─鶴岡IC─ 櫛引PA─日暮沢駐車場6:00
山行 日暮沢登山口6:17・・・ゴロビツ沢水場7:54・・・9:00清太岩山9:15
   ・・・ ユーフン山・・10:00休 憩10:15・・・竜門(以東、大朝日分岐)10:43
   ・・11:05休 憩11:15・・・11:52西朝日岳12:15・・中 岳・・
   金玉水(水汲み)・・大朝日小屋13:47     7時間30分
   大朝日小屋14:00・・・14:15大朝日岳14:25・・・大朝日小屋14:35
2日(月)
山行 大朝日小屋6:35・・小朝日、鳥原山分岐7:25・・古寺山頂8:02・・
   古寺鉱泉、ハナヌキ分岐8;42・・日暮沢駐車場10:35   4時間
車  日暮沢駐車場─大井沢温泉─村 上15:30

3 山行経過
 日暮沢登山口から登り始める。太い木の根が登山道を覆う急な登りが続いている。ブナの紅葉は始まったくらいか。立ち休み程度で先に進む。リンドウや弦リンドウが見られる。道が開けたあたりから見事な紅葉が目の前に広がり、大朝日の三角も遠くに姿を現した。
 最初のピーク、清太岩山に到着。地元の2人連れの登山者に出会う。目的地は私たちと同じ大朝日の小屋。同行者がいて心強く思うくらい、登山者に会わない。清太岩山からは、大朝日、西朝日、竜門山、寒江山など見晴らしが良い。以東岳は、見慣れている形とは違いぼこぼこしていて、何か当てが外れた感じ。しかし、登山道や斜面の紅葉を楽しみながら、竜門まで上がる。ようやく朝日の主稜線に上がった!と感激する。紅葉に彩られた稜線を楽しむ、静かな山歩きだ。しかし、天気は思いのほかもって、暑い。次のピークの西朝日岳までが遠くに感じる。
 ようやく西朝日岳に到着。大朝日が三角形に本当に格好よく見える。ずいぶんと遠くまで来たと思った。携帯電話がやっと通じた。十分に景色を楽しんだあと、中岳を目指して急な下り、鞍部の草紅葉が美しい。そこからは、中岳への巻き道。大朝日まではあと少しだ。巻き道のピークまでくると、目の前に、大朝日の小屋、大朝日岳がすぐそばに見えた。近くから見る大朝日岳は丸い小山のようで、鋭角的な印象はない。途中金玉水で水を汲み、最後の登りを頑張って小屋に到着した。
 小屋にザックを置き、山頂を目指す。明日は確実に天気が崩れるため、今日のうちに登っておきたいと思った。小屋裏から15分程度で到着。ガスがかかり始め遠望はきかないがよしとする。記念写真を撮って下山。
 小屋に入り、管理人の大場さんからいい場所を割り当ててもらい落ち着く。昨日は70人以上もいたというが、今日は30人弱の泊まりでゆっくりできそう。中で夕食の支度ができて便利だ。食後は睡眠不足のため、すぐウトウトする。午後6時50分頃、消灯の声とともに暗くなった。寝袋が暑いくらいだ。未明に雨風が強くなった。
 2日目、朝食を済ませ、雨の中を下山。小朝日岳までの道は、リンドウの花と紅葉、岩などのコントラストが美しい。晴れていればゆっくり眺めたいところであるが、ひたすら下山する。ハナヌキ峰からの下りは、急な上に、雨水が流れ、大変歩きにくかった。無事駐車場にたどり着き、大井沢温泉で汗を流し、新そばを食べ、帰路についた。

日暮沢小屋 清太岩山までの道@
清太岩山までの道A 清太岩山までの道B
清太岩山山頂 ユウフンを下る@
ユウフンを下るA ユウフンを下るB
竜門小屋が近くに(寒江山、以東岳に続く稜線) 西朝日岳への稜線
西朝日岳山頂、後ろは大朝日岳 西朝日岳を下る
紅葉の中、中岳へ 中岳のまき道より大朝日岳を望む
大朝日岳山頂 管理人の大場さんと