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加藤 つくし 管理栄養士

「広報せきかわ」2010年12月号より

免疫力を高める食生活を

 今年は、暑く長い夏が終わると、あっという間に冬がやってきました。異常な気候は私たちの免疫力を低下させ、病気になりやすくします。
 そんな中、病気に負けない体をつくるために、免疫力を高める食べ物を積極的にとりましょう!

1 免疫力を高める食品と栄養素

(1)肉、魚、卵、大豆製品、乳製品(たんぱく質)
 たんぱく質は細胞や、免疫物質をつくる成分の1つです。免疫の働きを維持し免疫力を高める働きがあります

(2)緑茶・ココア・赤ワイン(ポリフェノール)
 抗酸化物質であるポリフェノールは、活性酸素に結びつき体から取り除く他、白血球の働きを高めます。

(3)かぼちゃ、・にんじん・ほうれんそう(β‐カロテン)
 緑黄色野菜に含まれるβ‐カロテンは、細菌やウイルスを殺すマクロファージを増やしたり、菌の攻撃の仕方を記憶するリンパ球の機能を高めます。

(4)きのこ類(β‐グルカゴン)
 β‐グルカゴンはマクロファージを刺激して免疫力を強化します。

(5)ヨーグルト・納豆・漬物、味噌、醤油(乳酸菌)
 腸内環境を整えることで抗体が作られ、免疫力が高まります。善玉菌であるビフィズス菌を始め乳酸菌は、悪玉菌のウエルシュ菌や大腸菌を抑えてくれます。

(6)野菜、いも、豆、果物(食物繊維)
 腸内の有害物質を排出して、腸内をきれいにし、善玉菌が増えます。

2 バランスの良い食事を

 しかし、これらの食品をただ大量に食べても意味がありません!
 大切なのは、まんべんなく色々なものを食べること!
 体に良いものを食べても偏っていては、逆効果です。
 主食+主菜+副菜を揃えて食べましょう。

 日頃からバランスの良い食事を心がけ、その上で効果の高い食材を意識することが病気に強い体をつくる近道です。