FEEL YOUNG 2001年5月号 フィーヤンTOPICS! |
Q1 エロティックでありながら どこか切ない小野塚先生の作品ですが ストーリーはどのようにして思いつきますか? A TVとか映画とか本とかみてる時とか 遊んでいる時とか寝てる時とか。 あとからあとから泉のようって時もあれば 死ぬほどひねっていじくり倒しても駄目ってことも。 Q2 作品を描く上で一番楽しいこと つらいことを教えてください。 A 楽しいこと → 描いていること自体。 つらいこと → ネームができない。 おかげで時間がなくなる。 Q3 好きな映画と愛読書 ミュージシャンを教えてください! A 映画 → 「三月のライオン」 愛読書 → たくさんありすぎて・・・。 あ 次号の「ダヴィンチ」の特集で あたしが惚れてる作品の一つ 乱歩の「芋虫」を2Pカラーで描かせていただいたので 興味があったらご覧になってみてください。 ミュージシャン → 今のところ やはりジャニス・ジョプリンか。 あと「アビーロード」の頃のビートルズも好き。 和田アキ子の「あの頃は〜」の歌もいいなぁ(「古い日記」・編集部注) 愛を大事にしなかった!! 「愛の讃歌」の原詞もすごいよ。 Q4 人生の一番最初の記憶は何ですか? A 2歳くらいか 両親の実家に帰る時 電車の中で母親に抱かれてゲロ。 今も乗り物に弱い。 Q5 今までに凝ったものは? A セックス。 うそ。 でもちょっと本気。 Q6 好きな男性と女性のタイプを教えてください! A 男 → ダメ男。 女 → 最近は岩下志麻おねえさま。 Q7 小野塚先生にとってズバリ結婚とは?! A 生活。 いい人生にしたいものです。 Q8 この先 作品を描いていく上で大事にしていきたいものは何ですか? A 自分。 何しろ死ぬ時後悔しないようにね。 命短し恋せよ乙女。 Q9 小野塚先生が考える「一番贅沢な人生」とは? A バーンアウト。 燃え尽きて死ねれば最高でしょう。 まわりの迷惑考えてないけど。 しかし あの 仕事が終わった後の解放と怠惰の息子のような快楽も捨てがたい。 |
<「古い日記」> 1972年2月 和田アキ子の15枚目のシングルとして発表された名曲。 「笑って許して」 や 「あの鐘を鳴らすのはあなた」のように タイトルが歌詞を表している曲名は覚えていても 「♪〜あの頃は ハッ」が 「古い日記」と答えられる人は少ない。 ブラスセッションとファンクがかっこいい 本物の和田アキ子の歌唱力が楽しめる作品。 作詞 安井かずみ 作曲 馬飼野康ニ。 あの頃は二人とも なぜかしら 若さなど無駄にして暮らしてた 恋の体を寄せ合って あの頃は二人とも 他人など信じない 自分達だけだった 後はどうでも構わない 好きだったけど 愛してるとか 決して決して言わないで 都会の隅でその日暮らしも それはそれで良かったの あの頃は二人とも 先の事考える暇なんて無かったし 愛を大事にしなかった 好きだったけど 愛してるとか 決して決して言わないで 都会の隅でその日暮らしも それはそれで良かったの あの頃は二人とも 雨の日は雨に濡れ 今よりもさりげなく 恋と自由に生きてきた という歌詞なんですが なにげに小野塚テイスト ・・・と感じたのは 私だけじゃないはず(笑) <「愛の讃歌」> エディット・ピアフの有名なシャンソンですが 日本では 越路吹雪の名唱で有名かも。 少し まゆつばモノなんですが(笑) 原詞は こんな内容らしいです。 世界の果てに行けというなら行く 金髪がお望みなら染めるわ 月をはずして来いというのならそうするよ 強盗だってお望みならする 自分を変えたっていい 友達を捨ててもいい 物笑いになるかも そんなのへっちゃら ただあなたが愛してくれるなら <岩下志麻> ご存知「極妻」のお姐さま。 デビューは 1958年。 東京出身。 趣味は旅行。(笑) 事務所は グランパパプロダクション。 「極妻」の名演では 賞も受賞されてます。 |