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サイン会ポスター 赤い線は 店の奥へと続いていた。
私達は 前から15人目くらいだったか。

小野塚センセイが入っていらして 静かな どよめきが起こったけれど
店の人に渡されたアンケートに集中していて 見逃した。  ちぇっ!(笑)
しかも 最後のトコロに センセイへ一言どうぞ なんて
こんな短時間で書けるわけないだろ〜!

アンケートを店の人へ渡して 目を上げると
サングラスにひげ 短髪の ワイルドな男の人が目に入った。
あれが もしかして うわさの(笑)ダンナ様か???

背は170センチくらいで がっちり色黒 ちょっと微笑みながら
満足そうに 見守られているような表情が 印象的。
洋服は 黒っぽいスーツ? くそ〜 忘れた〜。(笑)
想像していたより ずっとワイルドで 色白のセンセイとは 対照的な雰囲気だったけど
夫婦ってそんなモンかも。(笑)

 

 

サインをもらっている人達の肩越しに センセイの姿を覗いてみた。

座っているので 背の高さはわからないけれど 高からず低からず 標準ってトコかな?
髪は 前髪パッツン サイドもパッツン の お姫様カットで 肩下15センチくらいの長さだった。

色白で アゴがキュッと細い感じの シャープな顔立ちで
薄いブラウンの カラーコンタクトをされてました。
あっ またまた 忘れた! 口紅の色が 思い出せない〜!(涙)

お洋服は ノースリーブの薄い茶色の小花柄のトップ 背中の部分は えんじの無地
前掛けみたいになってるようにも 見えたんだけど
座っているので ウエストのトコロがどうなってるのか わからなかった〜 くやし〜!
長さが ひざくらいまであったので ワンピだったのかも?

ボトムは えんじのゆったりしたパンツで
足のこうに かかる部分が 黒い幅広のサンダルを はいていらした。
かかとは ペタンコっぽかったなあ。

マニキュアも ペディキュアも おそろいの深紅(クリムゾン?)で 爪は 短く切られていました。
右手の中指(薬指だったかも?)に
透明のプラスチックの中に 深紅のバラが入っている 可愛らしい指輪が・・・。
ガラスの方がロマンチックだけど あの大きさでガラスだったら 指がもげるかも?(笑)
やっぱ プラスチックかなあ。



センセイは 小さなテーブルに向かって座り
隣に担当の方らしい女性が立ち
並んでいる方から 本を受け取り サインするページを 開いたりしている。

表紙の裏の 白紙のページへ サインをする人がほとんどだけれど
私は表紙の白っぽいトコロ(お腹のトコロ)に お願いすることにした。
ついでに ダメもとで 表紙のサインごと HPへUPさせて欲しいと お願いしようと思ったのだ。

シメハリ  「(オドオド) あの〜 表紙でもイイでしょうか?」
担当の方 「いいですよ〜。 (にこやか)」
シメハリ  「(おそるおそる) あの〜 私HPを作ってるんですが サインして頂いた表紙を
        そのままHPに載せたいんですが 差し支えないでしょうか?」
担当の方 「(明るく) 全然 かまいませんよ!」

ほ〜っ よかった〜 と思っている内に 私のサインの順番になった・・・!

 

 

表紙の狭いスペースに どういう風に書くか センセイは担当の方と 真剣に話し合っている。

センセイ  「(斜めに指でなぞりながら) こうですかね?」
担当の方 「そうですね〜。」
センセイ  「でも 文字にかかると ちょっと・・・。  やっぱりココですね。」

悪いコトを お願いしてしまったような気にもなったけれど
他の人より ちょっと時間が長い分 うれしかったりして。(笑)

ちょっと小さな声で 「その(絵の)お腹のトコロに・・・」と言ってみたんだけど
センセイ 聞いちゃあいね〜って。 (集中してて)(笑)
いえ イイんです 気付かれなくても シメハリ うれしゅうございました。 ほほほ。(笑)

ペンが 3色用意されていて (普通のサインペンだったけど)
黒・赤・緑とあって スキャナでよむことを考えて 黒でお願いしました。



よし! このスキにお話せねば!(笑)

シメハリ  「今日 新潟から 来ました!」
センセイ  「まあ。 (ちょっと 驚いたご様子)」
シメハリ  「HP 作ってます!
        この手紙にアドレスも載せてありますので よかったら 見てください!」
センセイ  「(にこやかに) ありがとうございます。」

センセイは 終始 おっとりとした様子で 何度も ちょっと うなずくようにして
ありがとうございます と 繰り返して下さったような気がする。

気がするというのは もう このとき すでに 私の頭が感激のあまり も〜ろ〜としていたからだ。(笑)

みなさん 握手をしてもらっていたので ワシも! とばかりに
「握手してもらってもイイですか?!」と ず〜ず〜しくお願いする。

センセイの手は 熱いと思うほど暖かくって 柔らかかった〜。
指もお綺麗で ペンダコも全然なくて ちょっと意外な感じがした。

握手の手を離されるとき 「必ず アクセスしますね。」とおっしゃったのを聞いて
あたしゃあ 血圧200まで上がってしまった!
おぼろげに 「ありがとうございます!」とか叫んで 頭を下げたような記憶もあるんだけど
なんか も〜 目が回ってて
気がついたら 店の真ん中あたりで サインをみつめて たたずんでいたという・・・。(笑)

宵宮さんに 「顔が真っ赤ですよ〜。」と 言われ
出版社の関係の方達や 店員さんにも 失笑されてたような気もするんだけど
でも イイの!  幸せだったから〜♪

 

 

頭真っ白と言いつつも するべきことは 抜け目なく(笑) 全て やりおおせた私だったが
ただ1つ 残念だったことが・・・。

私は 今回のサイン会 最高齢をねらっていたのだが
50代の はで〜なおばさまが サインをもらっていったのを 発見!  くう〜 負けた〜。
私も あのおばさまを見習って 精進します。(笑)




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