川部大神楽
伝えによれば安政年間(1855~1860年)頃の神楽芸が元
川部大神楽とは
川部大神楽は、伝えによれば安政年間(1855~1860年)頃に神楽芸が伝わったものが元と言われています。
神楽芸の演目は①獅子舞(出舞:獅子宿)、②獅子舞(本舞(船玉舞):神社)、③おかめさ、④三番叟、⑤剣舞、⑥(川部の)佐渡おけさ、⑦獅子舞(入舞:獅子宿)の7種目あり、なかでも獅子舞と三番叟は村上市の無形民俗文化財指定を受けています。
毎年お盆過ぎから練習を行ない、9月2日に川部集落内の大山祇神社境内にて開催されています。
川部大神楽について
開催時期 | 9月2日 |
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活動地域・開催場所 | 川部集落内の大山祇神社境内 |
駐車場 | |
おススメの見どころ | 神楽芸の演目は、①獅子舞(出舞:獅子宿)、②獅子舞(本舞(船玉舞):神社)、③おかめさ、④三番叟、⑤剣舞、⑥(川部の)佐渡おけさ、⑦獅子舞(入舞:獅子宿)の7種目あり、見どころは、市の無形文化財の指定を受けている、獅子舞、三番叟である。獅子舞では「おぺろ」という農夫婦が出てきて面白おかしく獅子と絡み合う様子が見どころ。「おかめさ」も滑稽な歌詞が見どころ(聴きどころ)です。 また、獅子宿という普段獅子を預かっている家があり、この獅子宿と神社を獅子を神輿に載せて往復する道中も神事らしい雰囲気がある。 |
由来 | ・天下泰平、五穀豊穣を祈願し神楽芸を祭日(9/2)の夜に奉納している。 ・安政年間(1855~1860)頃に獅子舞や三番叟、その他の神楽芸が伝わったと言われている。 ・獅子は、女獅子で、お歯黒をしている。集落外に出してはいけない。 ・約30年ほど前に川部伝統芸能保存会を立ち上げ神楽芸の継承を強化してきたが、会員の高齢化などにより会員が減少し、神楽芸の運営や継承が困難となってきている。 ・平成19年11月に村上市の無形民俗文化財に指定 |
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ミニコラム「50年前はこうだった」
50年前は、私は8歳。露天のおもちゃ屋や当たりの無いくじ引きなどで無駄遣いをしていた。その頃のお祭りは、神楽芸だけでなく「第二部」があった。「第一部」では神楽芸を厳格に奉納し、「第二部」はお待ちかねの演芸会である。お手製の衣装を身に着け、時代劇などを演じる。隣のお父さん(青年会)がこの日は名俳優である。集落の老若男女が歓喜し、露天商も「第二部」を楽しみにし商売抜きで楽しんでいた娯楽が少ない時代、境内が武道館並みに賑わい、お祭りにも気合が入っていた。今は・・・。
川部伝統芸能保存会について
構成員数(2021.7現在) | 20歳未満:0人 20~30代:1人 40~50代:9人 60~70代:0人 80歳以上:0人 総勢/10名 |
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衣装・飾り | 獅子舞(腹かけ、黒パッチ)、おぺろ(古着)おかめさ(浴衣)、三番叟(襦袢、金袴、烏帽子)、剣舞(刀、縞袴)、佐渡おけさ(浴衣)、氏子総代等(裃)。購入先は不明。 |
恒例行事以外の活動歴 | ・平成10年:にいがた緑のものがたり’98に出演。神林村を挙げての参加のため、特別に獅子を集落外に出した。 ・神林村の芸能祭に数回出演(獅子は持ち出し用を使用) ・さつき園訪問1回(獅子は持ち出し用を使用) |
近年の取り組み | ・演目は獅子舞だけにし、集落内の神輿巡行を実施することで、少数で継承できるように取り組んでいる。また、お囃子のDTM編集も取り組んでいる。 |
本番に向けた1年間の流れ | 7月頃:総会 8月:盆踊り運営 8月下旬:神楽芸の練習 9月2日:本番 |