村上・岩船郷土芸能紹介

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松沢神楽獅子舞
悪魔祓いのための神楽舞

松沢神楽獅子舞とは

松沢神楽獅子舞

古四王神社の秋祭りに五穀豊穣、家内安全、無病息災、悪魔祓いの舞として神社で奉納されてきました。舞が何時の頃から始まったかは定かではないが口伝によれば、かつて獅子舞の伝承者がいなくなり演納が途絶えた時に集落内に疫病が流行したり不作が続いたりしたことから悪魔祓いのため神楽舞を復活させることとなったものと伝えられている

松沢神楽獅子舞について

開催時期 8月の最終土曜日 夜 夕刻(午後8時半前後)
活動地域・開催場所 古四王神社 境内
駐車場
おススメの見どころ 獅子舞は1人の踊り手が獅子頭を頭にかぶり、もう1人が後獅子として幕(山上ソメモノ)を持ち介助し2人で舞います。獅子頭はうるしで塗りあげ、表情は雌獅子で優しい表情をしています。笛・太鼓ではやし立てられ御幣と鈴を持たされ踊るしぐさがユーモラスでもあります。踊りの途中で激しく玉とじゃれ合う場面(生き獅子)を如何に獅子舞の後に奉納します。4人の小中学生が浴衣着にタスキ掛け袴を付け、剣と御幣を持ち、正対し舞います。離れず接近し勇みよく踊ります。子供達の元気良い踊りに村衆一同拍手喝采です。
由来 舞が何時の頃から始まったかは定かではないが口伝によれば、かつて獅子舞の伝承者がいなくなり演納が途絶えた時に集落内に疫病が流行したり不作が続いたりしたことから悪魔祓いのため神楽舞を復活させることとなったものと伝えられている
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ミニコラム「50年前はこうだった」

50年前は(昭和46年)は神楽舞の保存伝承の任務は集落の消防団に任せており消防団(若衆)は先輩方が行ってきたことゆえに止むことなく行っていた。しかし、笛・太鼓・獅子舞は団員では出来なかったので集落の大人で踊れる人、笛を吹ける人に頼んで準備をしていたのが実態であった。その後、消防団員も神楽の伝承は無理ということで平成7年8月松沢区の協議で区民全員を会員とする松沢神楽保存会と結成する至り今日に続いている。

松沢神楽保存会について

構成員数(2021.11現在) 20歳未満:0人
20~30代:0人
40~50代:0人
60~70代:1人
80歳以上:0人
総勢/207名(集落民全員が構成員)
衣装・飾り 獅子舞2人(白踊着上下)御幣・鈴
剣舞4人(法上浴衣赤白タスキ掛け・下袴着)剣4本・御幣
楽笛10~15人(笛方・神楽用法被、豆しぼり)
神楽屋台(車輪付)
宿堤灯2燈
道中小若堤灯6嘉
恒例行事以外の活動歴 平成15年3月23日 郡市伝統芸能に獅子舞出演(村上ふれあいセンター)
平成15年10月26日 神林村伝統芸能祭に獅子舞出演(パルパーク神林)
平成25年10月19日 平林中学校文化祭に獅子舞出演(平林中学校)
平成25年10月25日 平林小学校文化祭に獅子舞・剣舞(小学生)出演(平林小学校体育館)
近年の取り組み
本番に向けた1年間の流れ 盆過ぎに神楽練習の納会開催(練習日程の調整)
土・日を除き10日間は練習(午後7時~8時30分)している。
足揃え(仕上げ練習):神楽の前日(金曜)
本番(神楽当日):神楽宿での演舞(午後8時)神社境内での演舞(午後8時30分~9時)
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