《はじめに》
東日本大震災をはじめとし豪雨水害、台風での甚大な被害と、我々が住む日本国において2011年は、歴史をひも解いても例を見ない大災害がこの国を襲った。
天災による被害だけにとどまらず、原子力発電所の事故に伴う放射線汚染によって外国メディアは日本崩壊とまで伝えた。
事実、我々日本国民でさえ、復興までの気が遠くなりそうな現状を目の当たりにし、それに近い感情を抱いた人々も少なくはなかったのではなかろうか。 しかし・・・。
日本人の精神は強かった。
諦めない強い心を持ち、必ず来る復興の日々を想い抱き、我慢強く一歩、一歩と前に進んでいる。決して諦めることなく、少しずつの前進かもしれないが、大きな勇気と、ゆるぎない気持ちで踏み出すその一歩によって、この国は必ず復興し、より素晴らしい国となることと信じたい。
そして、この地域においても、これから訪れるであろう輝ける未来に向かって、同じ日本人である私たちも、強い気持ちを携え行動しよう。地域を想い行動する私たちはまだ青年である。やがてくるこの私たちが中心の世代となって活動する時代に向かって、今は個々や組織、団体を成長させ力をつけていく時ではないのだろうか、自分自身の能力の限界を一歩踏み越えたところに成長がある。
自らを成長させてくれる困難に挑もう。
《育成から始まる》
我々には等しく権利があり、チャレンジすることに制限はない。だが、未知の領域へ踏み込む一歩や、自分の持っている能力を超えた事へ挑戦することは簡単にできることではない。しかし、何かを守ることや、変えていくということは、時としてその一歩を踏み出さなくてはならないことがある。そして、その行動こそが自己を高める修練である。
この青年会議所活動のなかで培われるべきことに個々の成長があると考える。
私たちが取り組む活動の一つは、自己を高め、強いJAYCEEとして他を気遣える思いやりの心を持った、自らが率先して行動できる真のリーダーの育成である。メンバー一人ひとりがリーダーシップを持ち、それをJC活動の中でのみ発揮するのではなく、各々の事業所、各地域、他団体での活躍に努めて頂きたい。修練を得て経験を積んだ私たちのその行動こそが、この地域すべてにおける成長に繋がると言っても過言ではない筈だから。
そして、強いリーダーシップの精神を携え次世代の育成にも力を注ぐ必要があると考える。個だけが強い力を持つのではなく継承し繋げることによって、より確固たる強さを持った地域や団体になり、その力は本物となっていくからだ。
《地域のために》
『地域がより良くなるために』。我々の掲げる想いの一つであることは今更言うまでもない。しかし、それは青年会議所だけが思っている特別な想いではなく、当たり前に全ての地域住民が思っていることではないだろうか。
そうであるのならば私たち、(社)いわふね青年会議所は進んで泥にまみれ地域がより良くなるための礎を作っていこうではないか。
かつて、JCしかない時代と言われていた青年会議所活動も、今ではJCもある時代と揶揄されたりもしている。しかし、私はそうは思わない。公平な立場にいるJCでなければ行うことのできない活動は実際に存在し、人々もそれを望んでいるはずだから。
そのひとつに公開討論会がある。地域の未来にもっとも影響を及ぼす村上市長選挙が2012年春に控えている。住民の皆様に確かな選択をしていただける為に、その判断を行っていただける場を設え、さらに近年伝えられている、若者の選挙離れの現状を打破するために、私たちJCが一石を投じようではないか。
そして、村上市の合併から、今年で五年目を迎えようとしているなかで、多方面にわたる交流が徐々に勢いを増している。名実伴った合併へ向かって確実に前進を続けているのだろう。そして、粟島浦村、関川村を加えた、新潟県の北部に位置する観光資源が豊富で広大な土地を持ち、素晴らしい産物を有するこの地域の為に、人と人との心を繋ぎ、この地域がより良くなる為に、泥にまみれ、強い想いを抱き行動するJCの活動こそが、必ず住民や地域の役に立ち、この地域がよりよい方向へと歩める礎となるはずである。
《未来へ繋げる》
未来は突然にできるものではなく、過去からの繋がりによって生み出されるものである。過去を考えずして、未来を考えることは出来ないであろう。過去を知り、過去を繋げる為の現在があり、想いはせる未来を創造しよう。
人の未来、地域の未来を想い描く上で、住民の皆様から情報をいただき、まずは現状を知ることから始め、この先の村上市に残さなければならないモノや、先人が思い描いた未来への想いを掘り起こし調べるべきではないだろうか。この地域が失ってはいけない姿や気持ちのあり方を、過去に遡り調べ、検証し伝えていかなければならない。そのために私たちは後世に残さなければならない大切な物を知る必要がある。
雪深く豊かな自然に囲まれ、人と人との繋がりが濃い、人情味あふれるこの郷土が育み、地域に住む私たちが伝え続けなければならないものが必ずある。かつてはどこにでも存在した地域の絆や助け合いの心などもその一例であろう。人と人との繋がりが希薄と言われる現在において、この郷土に住む私たちから、その事の大切さに気付いてもらえるような運動を発信し、日本人がもともと大事にしていた人間同士の血の通った思いやりの気持ちや、本来あるべきである地域の姿を未来へ繋げていきたい。
《確認》
本来進むべき道から外れたとき、最初は小さな誤差かもしれない。しかし、その小さな誤差に気付かないまま長い年月が過ぎてしまったら、小さな誤差はどんどん大きな誤差になっていき修正することすら困難な状況に陥るであろう。
2012年度、(社)いわふね青年会議所は45周年の節目の年を迎える。
常に流れ続ける時の中で、足を止め、過去を振り返り、現状を確認し、未来に目を向けるということは頻繁に出来ることではないのかもしれない。そうであるならば、この45周年という年はそれらのことを確認するためのタイミングと言ってもいいだろう。
45年前から現在までを振り返り、現在の(社)いわふね青年会議所は正しく歩めているのだろうか? 輝ける地域の未来を創造するために、舵は正しくその方向へ向いているのだろうか?
(社)いわふね青年会議所が50周年、60周年と健全な活動をし続ける為の歩み方を検証し、今後の活動へ生かしていこう。
《伝える》
私たち(社)いわふね青年会議所は、創設以来、事業や活動、運動を通して『明るい豊かな社会』の実現のために邁進してきた。20年来行われてきた高速道路早期実現の運動や、青少年育成事業などを例に、地域を想い人を想う素晴らしい活動を多々展開してきている。
しかし、事業の多くは知る人ぞ知るものでしかなく、多くの一般の方々には深く知られるものですらない。実際の活動の中には青年会議所によって行われている事業だと認知されてないものすらある。
これからも地域に根ざした青年会議所であるためには、私たちの活動を地域の方々へ正しく正確にお伝えし、私たちの活動に共鳴いただき、そして一般の方々と連携の取れた活動を行うためにも広報活動は必要不可欠と考える。
私たちは事業に対して責任を持ち活動するという意味と、今後の青年会議所の活動に対して、皆様から尽力を頂き期待される活動を行う上で、一般の方々に深く理解されることが大切と考える。
《想いを繋ぐ》
高い志や素晴らしい想いノウハウがあろうとも、必ずしも実現できるとは限らない。様々な試練にぶつかることもあるだろう。その時、私たちは強い信念を持ち、勇気を出した一歩を踏み込まなくてはならない。
青年会議所活動の中には永続的に続けていかなければ実を結ばないことも少なくはない。しかし個々が強い意志を持つ私たちでも、年齢の制限などによって永続的に想い訴え続けていくことは不可能である。
そこで、私たちが想いを訴え、活動を後世に継続させていく為には、後継者に想いを伝え活動、運動を継続させていく必要がある。
今後の(社)いわふね青年会議所活動がより一層、地域や人の為に素晴らしい事業を続けていくために、後継者となるべく人材を発掘し育成するための会員拡大は大切な意味を持っていくだろう。
《結びに》
誰かが行動を起こさなければ何も変わらないだろう。
現状から更に良くなることを目指し、後世へと続く初めの一歩を踏み出そう。
私たち青年会議所は時として率先して先頭にたち行動を起こし、時として泥にまみれ礎となって地域を支えていこう。
より素晴らしい地域を創造し未来へ繋げていく為に。
◇ 基本方針◇
自らを成長させ、我々が泥にまみれ率先し行動し、地域がより良くなる為の礎を築こう
◇ スローガン◇
SlighTry(スライトライ)
〜その一歩が次の一歩を産む〜
◇ 重点事業◇
○ 人間力育成事業
○ 地域創造合同事業
○ 公開討論会
○ 45周年記念式典
○ 45周年記念事業
○ 未来開発事業
○ 広報活動
○ 13名の会員拡大
〒958-0841
新潟県村上市小町4-10
村上商工会議所内
社団法人いわふね青年会議所
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