理事長 所信    山貝 誠

2017年度 スローガン

不易流行
〜 一歩一歩 愛にあふれた未来に向けて 熱き想いを襷に刻もう 〜

2017年度 基本方針

1、【実践躬行】 輝く未来を描き自ら率先して行動しよう
2、【温故知新】 誇りを胸に刻み勇気をもって行動しよう
3、【一期一会】 感謝の気持ちを常に持ち自己の研鑚をしよう
4、【不撓不屈】 仲間を信じて一致団結し、あきらめずに行動しよう
5、【全身全霊】 情熱を持ち失敗を恐れず行動しよう

はじめに 私の今までの【歩み】
私が青年会議所と出会ったのは、まだ幼少の頃です。会員だった父に手を引かれ、事業や運動に参加していた記憶が残っています。当時は、何をやっているのかは知る由もありませんでしたが、子供心に楽しく過ごした思い出が色鮮やかに残っています。
あれから20年ほど過ぎた2010年、同世代の情熱に魅かれ、先輩諸氏の輝いた背中に憧れ、(一社)いわふね青年会議所に入会しました。今、あの時の決断は、間違いではなかったと確信しています。
青年会議所という学び舎で、数多くの出会いに恵まれ、素晴らしい仲間たちとともに様々な運動を通じ、普段の生活では学べない数多くの貴重な経験を綴ってきました。ひとつの課題に真剣に取り組み、事業を構築し運動を展開する試行錯誤の日々、多くの同志と同じ方向を向き、事業の目的達成に向け一歩一歩進めていく過程の緊張感、苦しい時にこそ支えてくれる仲間の存在、結果が実ったときの達成感は、今でも忘れられません。
情熱ある多くの先輩諸氏の背中を追いかけているうちに、私自身も熱い想いを抱くようになり、自分の力不足を補ってくれる仲間や、苦手なものを克服する事での成長と経験は今、かけがえのない大きな財産となっています。そんな経験が得られる青年会議所を次の世代にしっかりと繋ぐため、まだ見ぬ愛にあふれた未来へ続く道に、仲間と共に新たな一歩を踏み出します。


創立50周年を迎え半世紀の【歩み】
(一社)いわふね青年会議所は、1967年4月19日、私たちの故郷、村上市、岩船郡の地に熱き志の同志のもと「明るい豊かな社会の実現」という理念を抱き、全国で353番目の青年会議所として産声を上げ、創立50周年を迎えます。当青年会議所は今日まで、地域の皆様のご理解とご協力、そして先輩諸氏のこれまでのご尽力で50年間という半世紀の歴史を紡いできました。改めて深く感謝と敬意を表します。この歴史は、先輩諸氏がその時代ごとに「明るい豊かな社会の実現」のため弛まぬ努力を続け、築き上げた歴史であります。今、私たちが活動できるステージもその努力の礎の上に成り立っています。この50年の歴史の想いを感じ、先輩諸氏から受け継いできた想いの襷を絶やすことなく、さらなる想いを乗せて次の世代に繋いでいかなければなりません。50年にわたる活動を支えてくださいましたすべての皆様への感謝を胸に刻み、(一社)いわふね青年会議所は50周年記念式典を開催いたします。そして、未来に向けた新たな一歩を、この愛する故郷の人たちと共に歩んでいきます。
また50周年記念事業として、この半世紀の歩みを市民の皆様や各種団体様と共有し私たちの故郷の魅力を大いに発信し、さらなる絆を深める事業を行います。


未来の宝の子供たちを育む【歩み】
私の幼少の頃は家業が料亭ということで、あまり家にこもらず外に出かけ、習い事や、自然の中で遊んでいた楽しさを今でも幼心に覚えています。昨今の子供たちを取り巻く環境は、めまぐるしいスピードで変化しています。私たちの住むこの地域も少子高齢化、核家族化や大都市への人口流出が進み、消滅可能性都市に記載されるほど、人口動態は深刻な課題になっています。
未来を担う子供たちが、元気にそして力強く成長することは、この地域の願いでもあります。子供たちの成長には、一つ一つの経験が大きく影響します。20年後、30年後の子供たちの人生を真剣に考え、どんな時代においても自分を見失わない心を育て、愛あふれる人に成長してほしいと思います。子供たちを育てることは、この地域の“人”を育てるということです。そして子供たちに感動の記憶と故郷愛を伝え、故郷に戻りたいと思える強い「故郷愛」が生まれる種をまいて、未来に向かって一緒に歩きたいと思います。


故郷の宝をさらに輝かせるための【歩み】
1854年の開国より150年以上たち、日本の文化は国際的にも評価されています。2013年9月、日本を挙げての周知活動により、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催国となり、追い風のように同年12月、和食がユネスコ無形文化遺産に指定されました。近年私たちの住む故郷では、城下町らしいまちおこしや地域を活性化するイベントなどの取り組みが、多種多様な団体によって盛んにおこなわれてきています。
私たちの故郷、村上市・岩船郡は1市2村からなり、総人口約68,000人の人々が住み暮らしています。新潟県の総面積の約12%を有しており、雄大にそびえる朝日連峰、清らかに悠然と流れる三面川・荒川、そして日本海の3つの港を有する魚種の多い漁場、伝統を今に受け継ぐ人々やこの土地ならではの食の数々、私たちの故郷は素晴らしい自然の宝庫に囲まれています。先人たちが受け継ぎ、守ってきたこの故郷の宝は、後世へと残していかなければならないものです。その「多くの魅力」の中より「ここにしかない強烈な魅力」を造り上げ、さらに価値を高め上げることで、その魅力が火付け役となり、結果として私たちの故郷の宝を広く知ってもらうことに繋がっていくと思います。
今年度行うまちづくり事業は、我々JAYCEEの英知と勇気と情熱を結集させて、日本人としての郷土の誇りを確立させ、故郷の宝をさらに輝かせる運動を行います。


輝くための組織づくりへ向かう【歩み】
私たちいわふね青年会議所が愛あふれる地域を作るためには、地域にとってなくてはならない存在であり、輝き続ける必要があります。中でも4つの事が重要だと考えます。
1つ目は、組織の運営や運動を展開するためには、同じ志を持った同志を増やすことです。苦楽を共にすることで友情を育み、感動を分かち合い、明るい豊かな社会の実現のためにも、全会員での会員拡大は急務であると考えます。そこで会員拡大特別実行委員会を新たに設け、会員拡大活動をより迅速に円滑に進めてまいります。組織とは、一人一人の集合体です。互いを高め合うことのできる仲間がいるからこそ人が育ち、組織が輝くと確信しています。
2つ目は、円滑な運営と、迅速且つ効果的な広報活動です。組織には、必ず基礎となるべき土台の、縁の下の力持ちが欠かせません。私たちの青年会議所運動を正確な情報で迅速に適切に発信していくことは、より地域の皆様に運動の効果を波及させ、地域の発展に繋がっていくことと思います。
3つ目は、他地域で活躍している青年会議所や行政、他団体との連携や交流です。これらを進めることで、組織が活気づきます。お互いがお互いを刺激し合うことは、組織の意識向上には欠かせません。さらなる交流を推進し、お互いの絆をさらに深める歩みを進めていきます。
【(公社)鯖江青年会議所様との交流、(一社)南陽青年会議所様との交流、OBの皆様との交流、第1エリア4LOMの皆様との絆交流、他団体様との交流】
4つ目は、創立半世紀の節目に相応しい新しいLOM名について検証し、議論をします。圏域を外から見てみると、地域名とLOM名が統一感を持っているとは言い切れない面もあることに気づきます。地域活性化のため、交流人口拡大や地域ブランドの確立が求められる今、組織名称や印象の統一感はとても大切なことです。当青年会議所として持つ「いわふね」というLOM名についても、再検証する時期が来たように感じます。今一度見つめ直す機会をつくり、未来を見据えた青年会議所のブランドフラッグとなるよう努めてまいります。


結びに これからの【歩み】
歴史あるいわふね青年会議所の理事長として、私がこうしてこの場に立てるのは、私を支えてくれるすべての方々のおかげです。私自身日々感謝、感謝の連続ですが、感謝こそ愛の最高の表現であると確信しています。感謝の念を常に忘れず、これから造り上げていく明るい豊かな社会の実現という未来に向かい、私達いわふね青年会議所メンバーの熱き想いを襷に刻み、地域の皆様と共に一丸となって、「和」を大切に一歩一歩しっかりと歩んでいきます。
「不易流行」いつまでも変化しない本質的なものの中にも、新しさを取り入れて変化していくという考えを持ち、今の私達だからこそできる新しい一歩を、勇気と最高の情熱をもって、さあ歩もう!

事務局 基本方針    事務局長 長谷川 嵩

先輩諸氏が、地域の皆様と共に「明るい豊かな社会」の実現に向け活動してきた歴史ある(一社)いわふね青年会議所(以下いわふねJC)の50周年という節目の年に大役を受け、身の引き締まる思いです。私が、いわふねJCに入会してから5年目を迎え、前向きに何事にも粘り強く取り組む精神を育み成長させてくれた青年会議所と、その仲間に恩返しをする時が来たと考えております。今年度のスローガン「不易流行〜一歩一歩愛にあふれた未来に向けて 熱き思いを襷に刻もう」を胸にその襷を次世代へ繋ぐために、事務局として以下の3点に重点を置き活動します。
1点目は、円滑な諸会議の運営です。諸会議を開催するにあたり、各メンバーは忙しいスケジュールの中参加していることを強く認識し、円滑な運営ができるよう、諸会議の案内・会場の設え・資料の準備・スムーズな会議進行に最善を尽くします。
2点目は、迅速・効果的な広報活動です。歴代の事務局長が行ってきた地域の皆様への広報活動を、より迅速・効果的に発信することで、我々の活動を地域の皆様に理解していただき地域にとってなくてはならないいわふねJCとしてこれからも活動ができるよう、共に活動したいという仲間が一人でも増えるよう、最善を尽くします。
3点目は、新入会員のフォローです。入会者が、青年会議所活動の魅力を発見し、個人の成長はもとより、「明るい豊かな社会」の実現に向け活動ができるようフォローします。青年会議所の概要や活動・歴史、会議でのきまりやJAYCEEとしての心構えを理解してもらい、活動を行う上で壁となる悩みや不安等を解決することで、個々が大いに能力を発揮できる環境づくりに最善を尽くします。
最後になりますが、いわふねJCの縁の下の力持ちとして、当たり前のことを徹底的に行う「凡事徹底」を怠らず事務局メンバー一丸となって最善を尽くします。

時のかけ橋委員会 基本方針    委員長 中山 努

(一社)いわふね青年会議所(以下、いわふねJC)は、1967年4月、地域社会の発展を願う若者が集い「村上青年会議所」として産声をあげました。創立50周年を迎えた今、移ろいを止めない時流や社会情勢を的確にとらえ、歩みを進めた先輩諸氏の志をしっかりと受け継ぎ、先人が描いた未来像に私たちの想いを乗せて、次世代へと手渡す時が来たと強く感じています。
まずは、長きにわたる歩みのアーカイブとなる記念誌の制作や、経験者しか持ち得ない表情や声から空気感に歩み寄るOB交流会を通じ、混沌の時代を手探りで切り拓いてきた先輩諸氏の活動や歴史を、敬意をもって紐解きます。また、私たちが暮らす地域と私たち自身をしっかりと見つめ直す節目となるよう、活動を支えてくださったみなさま、いわふねJCの礎を築いてくださった先人への感謝を胸に、厳粛な記念式典を挙行します。県内会員会議所の同志をはじめ、ご臨席くださるみなさまへ感謝を込め、“食”や“人”といった村上岩船地域らしさいっぱいの魅力を感じていただけるよう、最大限のおもてなしの心で記念祝賀会を開催いたします。さらに、同じ地域でともに暮らす人々といわふねJCの絆がより一層深まっていくよう、その先駆けとなる記念事業を展開します。
そして、「鉄の結束」の呼び声高い、にいがた北、新発田、中条、いわふねの4青年会議所が名を連ねる新潟ブロック協議会第1エリア合同事業(4LOM合同事業)では、“いわふねJCらしさ”を大切に、同志を迎えます。海、山、川といった豊かな自然がもたらす恵みを受け、この地域で受け継がれてきた“食”とその背景に広がる“文化”を伝え、魅力の髄にふれてもらい、絆を深めます。
当委員会では、今年が創立から半世紀という節目に相応しい年となるよう、いわふねJCのこれまでとこれから、地域で暮らす人々と私たち自身、志を同じくする同世代と私たち自身をつなぐような事業展開を目指します。

絆のかけ橋委員会 基本方針    委員長 秋山 隆

私たちの住む村上市、岩船郡は数多くの観光名所や豊かな自然、その恵みから授かる食材、各地域の伝統的な祭りなど魅力に溢れた地域です。故郷の未来を見据えた活動を展開し、私たちの想いを乗せた襷を次世代に渡す為に、各種団体と手を取り合い当委員会は本年度以下の事業を行います。
1つ目は地域の魅力活性事業です。先人たちが築き上げた多くの素晴らしい伝統や文化があります。その中でも大自然の恵みを受けた食の数々は、故郷の「宝」として後世へと残さなければなりません。近年、各地域でさまざまな団体により魅力的な町おこしが開催され、食に対する注目も集められている中で、私たちの「宝」も個々に魅力的に輝いています。この個々の輝きの中から「ここにしかない強烈な魅力」を引き出し、郷土の誇りとして広く知ってもらい、交流人口の拡大や食文化の伝統を繋げる事業を構築します。
2つ目は青少年育成事業です。私たちの住む故郷に於いても、若者の大都市への流出が進んでいます。子供たちの生活環境は便利になる一方、故郷愛を学ぶ機会が減少している事が原因の一つと考えます。そこで、子供たちに普段の生活とは異なる環境のもと、仲間たちと共に自然に囲まれたこの故郷本来の魅力を発見してもらいます。そして生涯記憶に残る感動と共に強い「故郷愛」が生まれることで、未来の担い手としてたくましく成長して故郷の発展の力になれる人材を育てる事業を行います。
3つ目は20年続いた(一社)南陽青年会議所様との交流(IN交流)です。同じ志を持つ同志を招き、故郷の魅力を味わっていただく設えを行います。交流を通してより深い絆を築き上げ、互いの活動の情報交換や組織の意識向上とJAYCEEとしての成長に繋がる事業を行います。
当委員会は、一年間を通じて未来へと私たちの想いを乗せた襷を繋ぐため、誇りと自覚を持ち「不易流行」の精神で明るい豊かな社会の実現に向けて邁進します。

2017年度組織図

いわふね青年会議所 記録

入会のご案内 憲法改正輿論確立運動

いわふねJC face book

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