活動報告

村上市長高橋邦芳様との意見交換会

10月3日(火)村上市長高橋邦芳様との意見交換会

高橋邦芳村上市長をお招きし、意見交換をしながらの昼食会を開催しました。
会場は、鮭のシーズンを間近に控えた「サーモンハウス」さん。今回は、いわふね青年会議所50周年に関わる事業を担当している「時のかけ橋委員会」が出席しました。
昼食の主菜は「塩引鮭」。村上市岩船郡に暮らす私たちメンバーにとって、子どものころから親しんでいる郷土食ですが、あらためて“お店で”“外食で”“誰かと”一緒に食べてみるのも、また一興。意見交換の露払いも自然と“鮭の話”になりました。
この地域に暮らすひとは毎年秋、鮭の遡上(そじょう)の様子や水揚げ量に一喜一憂します。漁業や水産加工業、飲食業に携わっていなくとも、それは高橋市長も私たちJCメンバーも同じです。きっとこんな話を何世紀もの昔からしてきたかと思うと、感慨深いものがあります。かつて、平安王朝へ鮭を献上したひと、鮭の回帰性に着目し“世界初の人工ふ化”を成し遂げたひとがいました。自然の恵みとともに進めた歩みや、その恵みの持つ潜在性を余すことなく引き出した英知の結実に、まちをつくってきたひとの息遣いを感じます。
「伝統工芸品」の可能性についても取り組みや展望をお聞きすることができ、また、高橋市長の眼差しや思いを対面でうかがうことができました。
講じた策が実りはじめているという現況、そして、それらがどう発展性を獲得していくか。今ある資源の組み合わせや新たな活用シーンを提案することで、市場を刺激しうること、などなど。 この「刺激する」というスタンスに、何か新しいことをはじめたくなるような、いい意味での“面白さ”を強く感じました。まずはこの“面白さ”を誰かに伝えることからはじめたいです。
社会の少子高齢化は進んで行きます。そして、平均寿命もぐんとのびて“人生百年”という世の中も、すぐそこまで来ているかもしれません。“50年前はどうだったか”という検証は「誇り」に、“50年後はどうなっているか”という展望は「覚悟」に置き換え、青年らしく活動したいという気持ちを新たにしました。
高橋市長、ご公務でお忙しいところありがとうございました。

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